いろいろと大変な時期にお金が無くなり、闇金や給料ファクタリングに手を出してしまった…という方も多いようです。

給料ファクタリングは危ないといわれていながら、なかなか表沙汰にならない実情をハリボテは憂いていたわけですが、まぁこういった緊急時になってから出てくる…というのも何ともはや…です。こういった緊急時に注意すべきは、ギャンブルやお金の借入だと思っています。その理由をお伝えさせてください。

●生活資金を稼ぐのはまずい

まず、ハリボテもそうですが、「ギャンブルはあぶく銭を稼ぐための道具」です。競馬にも競艇にも、オートレース、競輪にもそれぞれドラマはあるわけですが、まぁ金がギャンブルですのでお金が稼げるわけですよね。

それがあるから、この世界のことがいろいろと楽しくなるわけです。しかし、その金は基本的にはあぶく銭。当たったら酒を飲んだり美味しいものを食べたり、今まで欲しかった何らかの商品を購入して溶かすというのがよい使い方です。

しかし、今回の緊急時のようなことになるとギャンブルを生活費を稼ぐための道具として捉えてしまう…そんな人が出てきます。じつはこれ、心理的にものすごく危険なことなんです。

●お金があっという間に溶ける!

まず、緊急事態を回避するために補助金だ、こうだ、という議論が一時期ありました。

そして、その金額が10万円だか30万円だか、そういった議論もありましたね。そういった議論になると、「30万円をもらえば一ヶ月暮らせていける」ということになり、それが生活のベースの金額という頭になります。

しかし、簡単にもらえない…という人はこんな時でも開催されている競馬に目を向け始めます。“もし、競馬で30万円を稼ぐことができたら…一ヶ月くらせるんだよな?これ、まじめに働くより割合的によくね?”となってしまうわけです。

生活費を稼ぐために生活費をつぎ込み、結果的に負け込んで貯蓄が減っていきます。ただし目標は30万円。ちょっとした豆買いではなく、どんどん大きな金額を突っ込んでいってしまうのです。

●そして闇金へ…

当然、お金が無くなれば食っていけなくなります。今までだったらここで諦めるわけですが、今は仕事も厳しい状況。とにかく、バイトでもクビになりそうな企業でも、それを担保にお金を借りて一攫千金を目指さなければなりません。

いろいろと大変な時期にお金が無くなり、闇金や給料ファクタリングに手を出してしまった…という方も多いようです。

そう思い込み、思わず闇金や給料ファクタリングにお金を借りてしまうのです…。その結末は、もうお分かりだと思います。絶対に勝てませんし、借金が増加するだけ。

さらに、追い込まれて別の闇金に手を出すという悪魔のような連鎖。人生終わっている…とは、このこと。緊急事態があったことで、ギャンブルに手を出して人生を破綻させる方も多いんですよね。

●本当に注意してください!

いつなんどき、今回のような緊急事態が発生するかわかりません。そんな時、ギャンブルの性質を理解していない人は間違いなく闇金を使ってしまいます。人生は甘くありません。まずは貯蓄、そして質素な生活。その余剰金で競馬をして遊ぶのです。生活費を稼ごう…というのは、絶対に身を滅ぼす発想。これは、身を以て借金を重ねているハリボテからの提言です!