競馬はギャンブルですよね。

ハリボテもよく理解しています。ハリボテも借金していますが競馬がメインで借金しているわけではありませんよ?半分は、遊びです。まぁ、どっちもどっちですが…。さて、競馬は公営ギャンブルですからギャンブルにおける依存症には注意を促しています。

あれだけ煽って、ギャンブルはダメですよ…と促してくるところは謎ですが、まぁ仕方が無いですね。ちょっとJRAの提言している仮説を解説しますね。

●ホームページに出てまっせ!

JRAの公式ホームページを常々確認している方は少ないと思いますが、それでもレース展開や最新情報などをチェックしているファンは多いでしょう。とにかく予想やオッズ。

これを中心にチェックされている方が多いかもしれません。さて、そんなJRAの公式HP。

じつは、ギャンブル依存症に対する警鐘を促していることを知っているでしょうか。かなりマニアックな項目ですので見逃す…というか、業者とかJRAが大好きな方しか見ないでしょうが、そこにはいろいろな仮説が記載されています。一応、それらについてハリボテがわかりやすく解説していこうと思います。

●仮説が七つ!?

JRAのホームページをチェックすると、ギャンブル依存症になる可能性がある7つの仮説を提言しています。

このギャンブル依存症の仮説ですが、JRAとしての立場として7つの仮説を出しています。まずは、医学的な仮説です。これは、ハリボテがちょいちょいお伝えしているドーパミンのことです。報酬系と呼ばれる神経の通り道に関係するものですが、これがクセになってしまうと自生が効かなくなるといわれています。

まぁ、ハリボテはムダに医学に詳しいのでいいますが、基本的にはこのドーパミンが発生することにおける呪いと考えていいでしょうね、ギャンブル依存症は。セックス、ドラッグ、ゲーム…すべての依存症はドーパミンです。とはいえ、それにはさまざまな要因が携わっているといわれています。ほかの仮説についても解説していきましょう。

●ほかの仮説は?

JRAが提示しているほかの仮説ですが、臨床心理学的な仮説が3つ存在しています。まず、損失だけではない勝利体験に偏った認知。難しく書きますね…。

要するに勝ったときの記憶や体験が、負けた時の体験を上回ってしまうために100万円負けて40万円勝っても続けてしまう…ということです。

次に、複数の欲望の同時追求。これもわかりにくいですか?要するに、勝ったら美味しいご飯が食べられる、風俗行ける、車買える、借金返済できる…という複数の欲望が歯止めを効かせなくなしている…ということです。

次が、深いな感情や記憶の回避。これはわかりやすいですね。競馬をやっている時だけは嫌なことを忘れることができる…。そういった意味です。これは、ハリボテにもよくわかります。競馬は癒しですし、誰にも文句を言われずに自分で責任を取れる遊びです。それがまた、我々を興奮させてしまうのかもしれませんね。

●意外な要因!

さて、今回の仮説は7つあるとお伝えしています。あと3つの仮説がなかなか意外ですので紹介していきましょう。まず、ギャンブルに親和的な環境への長期的な暴露。

なんとも難しい言葉で表現していますが、要するにギャンブルがしやすい環境に長期的に位置している…ということです。まだわかりにくいですか?例えば、職場のいつもいる悪い友達たち全員がギャンブル好きだったとしましょう。

「よっしゃ!金曜!あさって競馬場集合!オルフェに一人10万円ぶち込もうぜぃぃ!」という環境が毎週続いていると、ギャンブルがいけないことである…という感覚が鈍ってしまい、負け込んでいても続けてしますという意味合いです。まぁ人それぞれ環境は違いますが、要するにギャンブルのある空間が許されている状況が長期的に続いている…ということですね。さて、次。次は、自己中心的思考および他者への配慮の欠損。

これまた、難しい…。まぁ、例えていえば、「お父さん!明日、まさしの誕生日だからね。ケーキ分の3000円無くさないでね。」と、鬼嫁から手渡された3000円を平気に競馬にぶち込んでしまう…というような感じですね。

ここは借金にも通じますが、10万円を借りて返さなければいけないのに、なぜかそれを競馬に使ってしまう…というモラルが崩壊してしまった状況をさしています。よくありますね…。こういった人は結婚してはいけません。一人で、貧乏暮らしをすべきです。ハリボテのように…。涙が溢れ出したので、最後の一つを解説しますね。

●宿命仮説!

JRAにおける、ギャンブル依存症に関する仮説。最後がぶっ飛びです。それが…「ギャンブラーとして生きる定め」。要するに、宿命仮説というものです。“がっはっは!お前、バカか!?”と思われる方もいるでしょう。しかし、案外笑うことができない症状かもしれません。

というか、ギャンブル依存症の中でも相当、理にかなった仮説かもしれません。ギャンブル依存症の方で、100戦全敗という方はまずいません。むしろ、かなり儲けたことがある…という方がほとんどです。ギャンブルを続けている方は、それなりデータも読めますし、それなり勝つことができています。そうなると、確実に周囲の人たちから頼られることになります。

“○○さん!今週末のG1。どうっすか!?どういきます!?”なんて、後輩や知り合いから声をかけられることでしょう。さらに、あまりにもデータが読めすぎてブログ予想などをしだしたら最後。

不特定多数がよってたかってきますし、コメントがなくてもアクセス数から、“俺の予想をみんながアテにしている!”と思ってしまい、ギャンブルを続けてしまうわけです。また、勝つたなければいけない…というプレッシャーもあるでしょう。だから、続けるのです。宿命仮説。もしかしたら、ギャンブル依存症になる方の多くがこれかもしれませんね。

●距離感、ムズ過ぎ!

JRAのギャンブル依存症における仮説群。まぁ、当たり前といえば当たり前のことを提言しています。とはいえ、JRAも難しいですよね。

だって、ギャンブル依存症が怖くて誰も手を出さなければ廃業ですから。まぁ、ハリボテは思います。勝つことではなく、競馬という世界を楽しむべきだと。プロのギャンブラーは、素人さんが憧れでなれるものではありません。彼らは、霊感…つまり、見えない第六感があるわけです。

それは、金では買えませんし、努力ではどうにもならないことです。我々、素人さんはほどよい距離感で競馬とおつきあいする。この精神でいきましょう!