ハリボテです！私たちは競馬をするためにいろいろ情報を集めます。

競馬新聞や予想サイト、さらに競馬系のテレビ番組、YouTubeなどでチェックすることができるでしょう。

しかし…問題はやはり、「自分で予想できる力」を磨くことだと考えています。もちろん、人に頼ることは重要でしょう。そして毎回大金を賭けて勝つ必要性もありません。とはいえ、何かを語る上で極めるということは重要です。

●文句を言う前に…

競馬の予想サイトなどをたより、かなりの金額を競馬に突っ込んでいる方は少なくありません。

一部、競馬予想サイトの9割は詐欺なのだから利用してはいけない…という声もありますが、する・しないは人の自由ですので「どうぞご勝手に」というところが一般的でしょう。ただし我々人間は何かに頼り何かを期待した後、それが期待以下のものだった時に不満を抱える性質があります。

要するに、お金を支払ったのにそれ以上の対価が得られなかった…ということで文句をいうわけです。

しかし、冷静に考えていきましょう。人に文句を言うのは自由ですが、それ以前にやらなければいけないことがあります。それが、努力なのです。

●努力は必要？

競馬における努力といえば、何があるでしょうか。

もちろん私たちは騎手でもなければ関係者でなく、あくまで競馬を楽しむギャンブラーという立場です。ギャンブルは時の運に強く左右されることから、どんなに頑張ったところで運を味方につけなければ勝ち目はないといえるでしょう。

しかし、ギャンブルとはいえそれなりにデータが存在しており、そのデータを駆使することで的中率を高めることは可能でしょう。

例えば、騎手と馬の相性だったり、ノリに乗っている馬だったり、馬場の状態、さらにその日の馬の体調などが知れるようになれば多少はギャンブルに理解がすすむ可能性があります。

これを知るためには多少の努力が必要になってくるため、当てずっぽうで調べることはできません。要するに、競馬予想にも努力がある程度必要になってくるということがわかるはずなのです。

●金を稼ぐとか成功ではない

さて、努力というと近頃ではこんなことがいわれます。

「努力をしたからといって報われることはない」ということです。成功者の啓発系でよく言われていますが、昔のように努力をしたらその倍返しで良いことが戻ってくる…という話は今の時代は通用しないよ、ということをいいたいようです。

たしかに、ハリボテもその意見には賛成です。

どんなに努力して野球を練習したとしても、100%プロになれるとは限りません。さらに、プロになったところで活躍できるかどうかだって不明瞭でしょう。そう考えると努力も必要ですが、+運が重要になってくると考えることができます。

ただし、努力が必要ではない…ということではないでしょう。ハリボテが思うに、競馬もほかのジャンルも努力をすることで、「お金をもらえる」とか「待遇が良くなる」とか、そういったところに結びつけがちです。

しかし、努力はそういった部分のためにするのではなく、あくまで人を思いやれること。これを知るためにするのではないでしょうか。

●例えば…

例えば競馬でいきましょう。もし、パドックの味方を真剣に考え、努力し、勉強してきたとします。

何も知らない時よりも勝てる可能性は増えるかもしれませんが、逆に知り過ぎて負けることも増えるかもしれません。まぁ、諸刃の剣といっていいでしょう。

それはそれでいいのですが、この努力をすることで競馬が外れることのリアルな部分を知ることができるようになると思っています。例えば、競馬においてもっとも大切なことは、「ギャンブル性が高い」という根本的な情報です。これ、案外わかっていない人が多いので驚きなのですが、競馬は負けますからね。

基本的に。ギャンブルは八百長的な部分もあるといわれていますが、真剣にすれば確実にその時々の状況で結果が変わってきます。パドックで落ち着いている、毛色がいい、脚がいい。

とにかく勝利の予感しか放っていない馬が6着に埋もれることなど、よくあることです。つまり、努力をしても負けるということが理解できれば、他人を思いやる人間に成長できるということになります。

●受け入れられる

例えば、全く努力をせずに予想サイトばかりに頼っている方がいたとしましょう。

まぁ、予想サイトも人を集めなければ仕事になりませんのでそれなりに、「勝率8割超え！？」など謳い文句を派手にするでしょう。

そして、そんな予想サイトを利用して負けた場合、おそらくこういった人たちは大きな声で文句を叫び、ののしり、最悪糾弾しようとけしかけてくるかもしれません。気持ちはわかりますが、努力をしている方なら絶対にそんなことはしません。

なぜならどんなに勉強しても、努力をしても、結果が伴わないことなどよくあることだからです。

すごく簡単な例を挙げましょうか。野球を見に行った時、選手に「ばかやろう！ヤメちまえバカ！」というような罵声を浴びせるおっさんが不特定多数存在しています。ヤジ…というヤツですね。

競馬でもいますけどね、騎手にヤジを激しく飛ばしている低能なオッサン。まぁ、風物詩として楽しめればいいですが言われた方からすればいい気持ちはしませんよね。

これ、おそらく競馬で努力をしている方や野球で努力をしている経験がある方であれば絶対にしないですよね。死ぬほど練習して人生を野球に捧げても、空振りはしますしアウトになります。

例えば、あのイチローでさえも打率が3割ですからね。10回やって7回はアウトになるのです、死ぬ気で努力しても…。

これは競馬も一緒。努力をすれば負けることがあることくらい、冷静に理解できるわけです。オッサンたちは経験、努力がありません。だから文句がいえるのです。

●低能なファンになってはいけない

また、努力をすれば詐欺サイトなどを見極めることもできるようになります。

当たり前です。内情を良く知っていますからね。しかし、ヤジを飛ばすような低能なおっさんたちは引っかかります。努力をしていませんから、楽して稼ごうとするのです。努力をしている人は楽して稼ごうとは考えていません。

それなりの対価を支払うべきだ…と理解できています。ハリボテは競馬を愛しています。努力しています。

だからこそ、いろいろな予想サイトも擁護するのです。見えてくるものがありますよ、努力で。ぜひ、文句ばかりたれている時間があったらパドックの見方でも研究してみてください。