おはようございます、ハリボテです!

いや、これを読んでいる人はもう夜かもしれませんね。もしかしたら…パリとか時差のある海外で読まれている方もいるかもしれません。

まぁ、わざわざパリの都パリにまで赴いてハリボテブログを読んでいるような希有な方はいませんか、がっはっは…。まぁ、それはいいでしょう。

じつは気になることがあるんですよね。それが、Wikipediaで競馬を調べていると批判という項目があることです。一体、競馬の何がいけないのか考えます。

●競馬の何がダメ?

競馬への批判というと、まず思い浮かぶのが「ギャンブル」であるところでしょうか。

当然、競馬というネーミングがつけられていることから、馬を走らせる賭博であることは言うまでもありません。

オリンピック競技のように1位、2位などを名誉のために争う…というスポーツ的な要素ではなく、あくまで賭け事をするための楽しみということになります。

まぁ、たしかにギャンブルは依存症などのリスクがありますし、そうでなくても何らかのキッカケでお金を失う可能性があるものですからね。あまり喜ばしく思えない…という方がいるのは頷けます。

しかし、Wikipediaに記載されている競馬への批判はこういった類いのものではないようです。一体、これ以外にどんな批判があるのでしょうか…。

●動物愛護!

中にはいらっしゃるかもしれませんが、競馬を好きな方で馬嫌いという人はいないはず。

つまり、動物を愛している方も比較的多いのが競馬となります。さて、競馬について考えていきましょう。競走馬として一人前になるために、小さい頃から厩舎に閉じ込められ厳しい訓練を強いられる馬たち。飼育環境も場所によるでしょうが、一般的に自由に放牧されている馬とは違いかなり徹底した管理のもとで飼育されています。

そして、レースをするために遠くまでトラックで運ばれ、そこでもあばれることなく規律を守りレースへ挑まされる。レース中は騎手がその馬にまたがり厳しく鞭を打つこともあるでしょう。

事実、こういった書き方で競馬の馬を語ると、どうしても動物愛護の観点からはズレまくってしまっているわけです。これが、Wikipediaに記載されている競馬における批判なのです。

●動物愛護は大切だが!?

さて、こういった競馬のあり方に異を唱えているのが、PETAなどの動物愛護団体です。

とくに問題視されているのが競走中に馬に鞭を何度も打ち付けるという行為で、なんとイギリスでは1競走につき10回までしか馬に鞭を打てないというのだから驚きです。もちろん、それ以上やったら騎手に罰則が課せられます。

その罰則…なんと、騎乗停止処分というのだから恐怖でしかありません。

これはちょっと日本ではあり得ないほどの厳しい制度だとは思わないでしょうか。

正直、ハリボテはびびっていますし、ここまでしてなぜ競馬をしなければいけないのか…それも分からなくなるレベルです。

●と殺はまぁ…

さて、競馬をするに当たってさらに問題視されているのが馬の生産や処理です。

当然、競馬が競技として続くわけですから、新しい馬をどんどん産出していく必要が出てきます。

新しい馬を産出するためには、産まなければいけませんので出生数を常に増やす努力が必要となるでしょう。

しかし、出生した馬が全て大切に育てられているとは限りません。

以前、別のブログでも紹介したかもしれませんが、数年経って見込みがない馬はそのままどこかに売り飛ばされたり、加工されたりするそうです。

とくに競走馬として寿命を終えた後に行方不明になっている…なんて、馬の話もよく耳にしますよね。

たしかにそれを考えると、競馬というのはもはやただの大人のお金遊びのひとつであり、それに加担させられている馬たちがかわいそうだ…という気持ちはわからないでもありません。

ただし、ハリボテが少し思うのがと殺についてです。これは、どうなのでしょうか…。

●馬肉はダメ?

例えば、2006年にアメリカでは競走馬のと殺が全面的に禁止される法律がくだされています。

自然死するまで、最後まで面倒を見てこそのオーナーでしょう?ということなのでしょうか。競走馬自体のと殺は実際に競馬関係者からも批判の声が上がっているため、たしかによくないと思います。

かわいそうですしね。ただ、競走馬はダメでそうでない馬はイイ…というのであれば、これもまた別の問題ではないでしょうか。

食用に育てられている馬もいるのですy、競走馬と一緒にするのであればと殺禁止にしなければ理屈が通りません。なぜ、優劣をつけてしまうのでしょうか。動物愛護の精神は皆平等ではないのでしょうか。

まぁ、いいや。食肉の文化背景は国によっても全然違います。だからこそ、関係ない国の人間が関係ない国に首を突っ込まないことが大切なのです。

●批判されても続くっしょ!?

まぁ、いろいろな批判、気持ちはわかります。

しかし、ここで我々が血眼になって語り合っても、競馬は続きます。あのコロナ禍の中でさえ、競馬は続けられていたのですから驚きです。

ひとまず、競馬には批判的な意見もあるよ…ということを覚えておけばいいでしょう。それから、いろいろ考えていきましょ。