競馬好きの方であれば一度は夢に見たことがある、「自宅の庭を芝生にして競馬場に!」。

こんなことができたら死んでもいい!と思ってしまうほど、ミニチュア競馬場に憧れている方はほんとうに少なくないはずです。

金銭的に難しいかもしれませんが、その夢は諦めたら終了。夢は常に持ち続けておくことが重要なのです。

ここでは、競馬場…とくに中央競馬における特徴「芝生」について考えていきます。

●人工芝はアツい?

JRAといえば、芝生です。とくに冬も青々とした芝生が生えている競馬場は、人工芝が活躍していることがベースとなっています。

そもそもダートがメインの競馬場で、わざわざ人工芝を敷く理由とはあるのでしょうか。じつは、この人工芝は上を歩く(走る)人の負担を軽減することができ、競走馬の体力を奪いにくいことでも知られているのです。

これはなかなか面白い話ですよね。ということは、自宅に人工芝を敷くことは自らが歩いたりトレーニングをする上でも負担が減らされるわけで、長い目でみて健康状態を維持することにも貢献してくれるのです。

●人工芝には種類がある

さて、そんな人工芝なのですが種類があることでも知られています。

人工芝なんてどれも一緒だろ!?という感じでいわれているのですが、その種類にこだわるだけで使い勝手や見た目が相当変わってくるのでチェックしておくことをおすすめします。例えばですが、Sターフという種類があります。

こちらは、パイル素材で作成されており耐久性にも優れている上に柔らかいところが特徴です。さらに、この人工芝の目の粗さを変化させるだけでも雰囲気と耐久性が変わります。

ちなみに色だったらグレーも用意されており、埃も泥汚れなどが目立たないことから掃除が面倒だな…という方にはかなりおすすめです。

どの人工芝で勝負するかは人それぞれですが、まぁリアル過ぎる競馬場を自宅で再現したい…という方は、Sターフ 30mmがおすすめかもしれませんね。

●なぜ人工芝なのか…

しかし、天然の芝を使ってる競馬場もあります。

そういった意味では、自宅を人工芝なんかで飾り付けするのは偽物感が出るし、なんとなく自分のテンションがあがらない…という方もいるでしょう。

たしかに、リアルな自然を見た時の感動とつくられた都会の公園では得られる感動は全く違います。しかし、冷静に考えて天然芝を自宅でしっかりと管理するのはハードルが高いためおすすめしません。

その理由は、まず季節によって状況が変化するためその都度の対応をしなくてはなりません。さらに面倒なことにしっかりと芝刈りをしていかないと、雑草のように全く合わない背丈で生え続けてしまうのです。

中には、芝はその用意さえすれば競馬場のように美しい芝が生えるはず…、と考えている方もいるかもしれません。

しかし、芝生は張り方をしっかりと考えながら世話をしないといけませんし、肥料や目土などにこだわらないといけません。これは相当面倒なことになるでしょう。

そういった意味でも、人工芝にお金をかけた方がよい、と考えることができるのです。

●模型を思い切って買う

さて、簡単に人工芝を作成いただけるのはいいのですが、問題はその施設です。競馬場の施設をゼロから自宅に作成するのはかなりお金がかかります。

というか、イミフです。とはいえ、競馬場のプラモデルというのは販売されていますし、まさか写真を貼付ける…というのもダサいですよね。人工芝だって安いわけではありませんので、どうせやるのであれば最後までこだわりたいところです。そこでおすすめしたいのが、競馬場の模型です。

ちょっと価格が高くなってしまうと思いますが、自分で建設という形に比べれば数千万円は安くなることでしょう。

競馬場の模型は模型会社などが作成しており、それを販売していることがあります。

もちろん、思い切ってオーダーするのもいいかもしれません。500万円の予算でどうにかなりませんか…?ということを相談すれば、大きなものはつくれないかもしれませんがワンルームに堂々たる競馬場を作成いただくことはできるでしょう。

ほんとうに、そんなことができたら競馬ファンの中でも頂点に立てることでしょう。

●夢はデカい!

「なるほど、それができたらどれだけ素晴らしいことか…って!

お前、お金あったら競馬なんかしとらんわい!」という声も聞こえてきそうです。しかし、競馬をしているからこそ人工芝と競馬場の模型を自宅に設置するのです。

例えば、大穴一発で300万円ほど手に入れたとしましょう。おそらく、ギャンブルをする人たちは宵越しの金は持たないタイプだと思いますので借金を返済せず、飲み食い女に使ってしまうことでしょう。

しかし、そのお金を思い切って競馬場に使うだけで何となく、「競馬御殿」といった感じで人に自慢することができるのではないでしょうか。

バカこそ志向。競馬場をオリジナルでつくってみましょうね!