ハリボテです!皆さん、突然で申し訳ないのですがチルアウトという言葉をご存知でしょうか?

近頃、チルアウトと呼ばれるドリンクが販売されているなど水面下で話題になりつつある言葉なのですが、案外競馬にも関連していました。今回、ここではチルアウトという言葉について掘り下げて考えていきたいと思います。

●チルアウトとは?

チルアウト。音楽の中でもクラブ系ミュージックが好きな方であれば、何となく理解できるかもしれません。チルアウトとは、ゆったりとか落ち着くといったイメージで利用されています。

ただし、これは音楽用語から派生しているといわれており、柔らかくのんびりした癒しの電子音楽ジャンルから派生したといわれています。

ヨガミュージックなどを想像してもらうとわかりやすいと思うのですが、ああいった感じのサウンドがチルアウトというジャンル。そして、それが「落ち着くとかリラックス」という意味で捉えられることで、今はリラックする「チル」といった感じで使われるようになったわけです。

●競馬におけるチルアウトとは?

では、競馬におけるチルアウトについて考えていきましょう。

まず、平日は本当に仕事が忙しかったり、いろいろと余裕がない人が休日はビールを飲みながら競馬鑑賞。これは、チルアウトといえるでしょう。ポテトスナックをかじりながら、のんびり、ゆったりとする時間。最高にチルっていますね。

もし、競馬で稼がなければならない…ということで本気で対峙している方はチルアウトではありません。むしろ本業のように気合いを入れているわけですから、それはハードモード。

とてもではないですが、リラックスして競馬を見れる状況や環境ではないでしょう。しかし、ハリボテは発見しました。じつは、競馬におけるチルアウトはそんなレベルではなかったのです!

●馬発見!

競馬が成立するためには当然競走馬が必要なわけで、その競走馬たちにはユニークな名前がつけられていることで話題です。いろいろある中で探してみたのですが…やはり、いましたね。

チルアウト。2017年9月にすでに中央競馬登録は抹消されているものの、一応中央競馬という晴れ舞台で闘っていた、という誇らしいデータは残っているのです。日高大洋牧場/日高町、馬主は金子真人ホールディングス 株式会社。

まぁ、詳しくはハリボテもわからないのですが有名なのかもしれません。

系統はサンデーサイレンス系ですし、さぞ活躍していたのだろう!と思いきや…。、あぁ現実は厳しいでしょうね。

●競走中もチルアウトか?

チルアウトは、中央競馬の出身とはいえなんと実績は5戦のみ。つまり、5レース走った後に抹消されてしまいその後はどこに消えてしまったのかわからないのです。

一応データが残っているのでチェックしてみますが、所詮が2017年の4月の京都。ダート1800mということですので、中距離から長距離馬としてデビューしていることがわかります。サンデーサイレンス系ということで人気は3番。しかし、残念なことに着順は12着と相当下で終了しています。さらに次の未勝利戦では1番人気。

やはり期待されていたのでしょうね。チルアウトは。しかし、結果は6着ということで入賞すらできない始末。

その後も入賞することはなく、ガチでチルアウト状態。最後のレースはダート2400mという過酷なレースだったこともあってか、6番人気でありながら出走中止。怪我でもしたのでしょうか…。

●チルアウトは何処?

チルアウトが話題ということなので、ここでチルアウトについて取り上げてみました。競馬界にもチルアウトは確かにいたものの、大変残念な終わり方をしていたようですね。

今後、第2のチルアウトはあらわれるのでしょうか。ハリボテは第2のチルアウトの誕生を夢見ながら、今日も業務量ウイスキーをソーダ割りでチルアウトしております。