競馬をする上で考えておくべきが、「負けの総額」といわれています。
"そんなことを考えたら気が滅入る!"という方も多いかもしれませんが、じつはこれを知るだけで競馬での支出を減らすことができるといわれています。
競馬をする人たちは短絡的な部分ばかりに注目してしまうため、気がつくと財布がすっからかん…ということが起こるのです。ハリボテもこれを知ってから逆に勝てるようになりましたね。
では、いってみましょう!
●どのくらい負けてます?
そもそも、競馬をする人の多くは収支が明らかにマイナスです。
まぁ、楽しみのためにお金を使っているのですから、堅苦しいことをいう必要はないですが、冷静に考えると儲けることができるのに負けている…というのは悔しいところです。
一般的なJRAファンだとすれば、毎週末に競馬を楽しんでいると思います。少なく見積もっても週に1度のレースとします。よく一回で100万円負けた!とか、そういった自慢をする人もいますが、それは1000万人分の1以下の確立でしょうから参考になりません。データが取れないですからね。
問題は、毎週3000円くらい負けている人。これなんですよ。
●結構な金額に…
競馬は20歳を越えてからできるため、40歳になっている人の中には競馬歴20年という方もいるでしょう。
勝つこともあるでしょうが、結局勝ったら普段の倍額賭けてしまうので平均して毎週3000円の負けとして計算していきます。1年間、大体52週といわれているので、仮に毎週負けていたとしたら1年間に156000円負けている計算になります。
そして、それを20年。310万円ほど負け込んでいるという計算になってしまうのです。300万円というのは相当な金額だとは思わないでしょうか?もしかしたら、1年間の年収といった方もいますよね。
競馬をしているだけで、1年間ただ働きしているといったレベル。そう考えると身震いしたくなりますよね。
●これだけのものが買えた
例えば、300万円あればこれが買える…といった資産を出す人がいます。
まぁ、ハリボテもそれをしようとしているのですが、いきなり手元に300万円がある状況というのは少ないでしょう。
20年間ですからね。1ヶ月4週として月々12000円。これをローンと考えてみましょう。月々12000円ローンだと、じつはフォルクスワーゲン ポロ、BMW 1シリーズ 、メルセデス・ベンツ Aクラス、ルノー カングー、プジョー 208、フォード エコスポーツといった高級輸入車を購入できていたのです。
あなたは今、どんな車に乗っていますか?中古のSUZUKIの軽自動車でしょうか、いきばってSUBARUの安い中古車でしょうか…。
金持ちシネ!と、道路につばを吐きかける生活を続けていたと思いますが、競馬さえしていなければプチセレブな生活をできていたのです。これ、衝撃ですよね?
●どこまでにするか?
とはいえ、競馬は娯楽ですし、それを楽しみに一週間を生きているといった人であれば無駄金とは思えません。逆に楽しみもなく高級車に乗って、事故ってしまったらおしまい。
切ない、くだらない、そんな人生で終わってしまうわけです。とはいえこういった計算をしてみると相当悔しい気持ちになることも事実。
そこでおすすめしたいのが、どれだけの支出を許すのか、と自分で計算するという方法です。例えば、毎週2000円の負けまでは許す。そういった形で考えてみましょう。毎週2000円の負けであれば、1年間で大体10万円の支出になります。
まぁ、それでもそこそこの金額ですが楽しみであれば仕方がありません。要するに10万円を口座に入れておき、それを1年間で上手にやりくりするということなのです。競馬で勝った場合、そこの口座に突っ込みます。
プラスになったらすごいことですが、まぁマイナスでしょう。それでも年間で節制したり勝ったりしたら3万円くらい儲けられている可能性があります。そこで年末。それを思い切って使った遊ぶのです。
●勝つことへこだわるようになる
競馬をどうしても毎週したくなる方は、適当にどんどんお金を支払ってしまいます。
しかし、前述したようなスタイルでビシっとしめておくことで、それを減らさないために勝つことにこだわるようになります。誰だってエンプティが決まっている10万円の口座をゼロにはしたくないですよね。
もし、勝ち続けて10間円の口座が13万円になったらどうでしょうか。その年末は13万円を使って、大豪遊できるのです。
ちょこちょこ変な使い方をしているから、お金も貯まらないのです。そして負け込んだら誰かのせいにしてキレるクセに、また週末何も無かったように競馬で散財。こんな人だったら、おそらく20年間に1000万円は負けてしまっているのではないでしょうか。
1ルームだったら、都心のマンションが購入できる金額ですからね。アホもいいところ。いいでしょうか。真面目に実直に生きるためには計算です。ぜひ、よろしくです。