東京競馬場でやることといったら、馬券購入、競馬観戦、グルメ、お酒、のんびりするくらいでしょうか。

中には家族で楽しむとかデートとか、人生を賭けた大一番に臨むとか、まぁ人それぞれいろいろな目的を持ってこの場所を訪れてると思います。

しかし、どんな目的で訪れている人であっても必ず立ち寄る場所があります。

それが…"トイレ"です。こればかりは譲れません。ここでは、東京競馬場でハリボテが注目すべきトイレを紹介します。

●なぜトイレなのか?

競馬場で話題になることといえば、基本的にはグルメやパドックを見る場所、また馬券をどこで買うかなど、競馬場を楽しむための情報だと思います。

まぁ、当たり前のことなのですが、やはりトイレを忘れてはならないとハリボテは考えています。

どれだけ素晴らしい施設であったとしてもトイレがなければ本当に大変なことになりますし、おそらく開催日毎に事件が多発することは想像に難くありません。

一般的な用途もあるでしょうし、女性であれば化粧直し、男性であればハゲ隠し、そして大負けした後の急な腹痛や誰にも見せることができない涙など、とにかくトイレでやることは無数にあるわけです。

そこで今回の主題。東京競馬場のトイレです。

●3階センターコート西トイレ

東京競馬場の中でも、とりわけ話題になるのが「3階センターコート西トイレ」だそうです。

3階センターコートに行ったことがある方は多いと思いますが、まるでヨーロッパの宮殿を訪れたかのような豪華な造りとなっており、歩いているだけで競馬場にいることを忘れさせてくれる素敵な場所です。

人通りも少なく、ゆったりと休むためにはハリボテは最適な場所だと考えているほどです。

素敵でおしゃれな飲食店が軒を連ねるこの場所ですが、今回注目するのが西トイレです。

入口はヨーロッパの宮殿の鉄さくをイメージさせるようなアールデコ風のデザインになっているほか、石を積み重ねたような外壁など一見したらトイレというよりは、高級ブティックの入口と間違えてしまいそう。ただし、一歩中に足を踏み入れるとそこはある意味で別世界。

普通の白い壁にグレーのブロックチェック調のタイル、大きめの化粧台と一般的なトイレの仕様となっています。

まぁ、現実はこんなものでしょう。

●機能に注目

さて、入口までのアプローチは豪華である「3階センターコート西トイレ」。

なぜ、ここまで注目されているのでしょうか。まず、ハリボテはその機能性に注目しました。まず、洗面台です。

L字型になっており、以外にも広めなので荷物はおけたり、ほかの人との感覚をあけられる便利な仕様。鏡も全体に配されているわけでなく、個別になっていることから関係にないオジさんの映り込みを心配せずに作業することが可能です。

さらに驚くべきポイントが、エアータオル。こういった施設のトイレにはひとつしかないのが一般的ですが、ここには二台も用意されているのです。

こういった衛生面の部分で気を使った設計になっているところは、たしかに「3階センターコート西トイレ」が注目に値する場所である所以かもしれません。

●便器を選び放題

さて、「3階センターコート西トイレ」がさらに注目されている理由をハリボテは発見しました。

それが、個室が7個もあるところです、洋式便所が5個、和式が2個という相当数の個室が用意されています。こういった施設のトイレでもっともストレスが溜まるのが、緊急時なのにトイレが全く空いてないところ。

それであっても順番にすぐに出てくるのが普通なのですが、なぜか全く便所から出てこない人がいるところに腹が立つのです。

これは個人的な体験ですが、昔競馬場でアレをしたくて苦しんでいる際、全く便器から出てこないオッサンたちばかりで息を引き取りそうになりました。

そして、出てきたと思ったら髪の毛をむしりながらへへ〜ん、といった顔でフラフラしているではありませんか。

異様に腹立たしくなり、涙を流したものです。

事実、7つもあればそういった事件を回避することができますし、3階といった立地からしてここの便器に行列ができることはないでしょう。こういった部分は本当に安心できますね。

●空いているためリラックスできる

競馬はストレス解消できる一方、逆にストレスが溜まるような可能性もある危険なギャンブルです。

しかし、そのストレスと向き合っていることで成長できることもわかっているため、ハリボテはやめることができません。

そんな自分との戦いの中、「3階センターコート西トイレ」に入るだけで、心がニュートラルになりリラックスできることはいうまでもないでしょう。

東京競馬場、最大の癒しスポット。それが、「3階センターコート西トイレ」といっても過言ではないのではないでしょうか。

ぜひ、皆さんも東京競馬場を訪れた際、「3階センターコート西トイレ」に向かってみてはいかがでしょうか。