"うまい!"を求めているなら、やっぱり阪神競馬場。

B級グルメの宝庫である関西の中でも、とりわけグルメ通をうならし続けているのが阪神競馬場のグルメたちです。

じつはハリボテはなかなか阪神競馬場で開催されているレースに縁がなく、負けっぱなしな日々が続いています。

そろそろ勝たなければ…と思っているのですが、やぱり阪神競馬場のグルメを食べないわけにはいきません。ここでは、ハリボテイチオシの阪神競馬場グルメを紹介しやっす!

●点ちゃん!

阪神競馬場には数多くのグルメが存在しており、その中でもとくに有名なのがラーメンやカレー。

多くのサイトや雑誌に取り上げられており、ハリボテブログでも軽くではあるものの、いくつか取り上げたような気がしています。

さて、そんな阪神競馬場なのですが、マニアが通い詰めている最強のB級グルメ店舗があることをご存知でしょうか。

それが、"阪神競馬場 西ウイング3階フードプラザ"に位置している、「点ちゃん」。名前がもはや関西らしく、美味しいB級グルメを期待させます。

"阪神競馬場 西ウイング3階フードプラザ"の特徴はファストフードなどが多いところで、さくっと買って食べてパドックチェック…という人が集う場所です。

しかし、そんな中でも日々盛り上がっているのが「点ちゃん」。その魅力に迫っていきたいと思います。

●「点ちゃん」とは?

「点ちゃん」とは、粉もんを中心としたシンプルな売店。

たこ焼きやお好み焼き、唐揚げ、フランクフルトなど、どこにでもありそうなB級メニューがたっぷりと並べられたギャンブル好きにはたまらないお店。

「点ちゃん」というのでハリボテはきっと点心だろう…と思っていたのですが、以前「点心飯店」という中華店が阪神競馬場にあり、そこが業態を変化させてファストフード風になったのが「点ちゃん」というわけです。

しかし、「点ちゃん」には中華総菜のニュアンスは一切感じることができず、ガチでギャンブル場にある売店といった感じ。そこもまた貯まりませんね。

●「点ちゃん」はシンプルながら使える!

まず、「点ちゃん」で食べてほしいのはたこ焼き。

名物といったわけではありませんが、8個で400円なので競馬場のたこ焼きとすれば相当リーズナブルといえます。

大体、東京の鉄火場で展開している店舗のたこやきは中ぐじょぐじょの小麦粉爆弾かつ、6個入りで600円といった法外な価格で展開されているものが少なくありません。そんな中、間違いなく良心的な価格で展開している「点ちゃん」。

その企業努力いたみいります!と、全身筋肉痛になるほどの力で敬礼をしたい…とすら思わせてくれるのです。

●そばめしを食らえ!

さて、たこ焼きとビールで腹を満たした後はシメの丼をチェック。

「点ちゃん」の名物として知られているのが、そばめしです。そばめしは今や関東の人でもメジャーになっていますが、焼きそばのような麺を刻んでご飯に混ぜだダブル炭水化物。

まさにデブの食べ物といったイメージですが、これがソース味でガチウマいので、絶対にダイエット中には食べてはならない一品として知られています。

「点ちゃん」のそばめしの特徴は、その場ですぐに作って食べるのではなく、作り置きになっているところ。

まぁ、いちいち作っていたら気の早いギャンブラーたちにブチ切れされてしまい、経営どころではなくなります。

しかし、だからといってレベルが低いことはありません。作り置きだからこそしっかりと濃いソースで味付けがなされており、要するに"飲めるそばめし"といった作りで仕上げられているのです。

これこそ、「点ちゃん」のそばめし。阪神競馬場に到着したら、まず食べてほしい一品ですね。

●ハーフ&ハーフ!?

さて、「点ちゃん」は一日過ごせるレヴェルのB級ラインナップの店舗。

先ほどのそばめしで十分お腹いっぱいになるのですが、ちょっとまだまだ物足りない…という方もいるでしょう。さらに、競馬場では米を食べないというポリシーの方もいるでしょう。

そういった方におすすめなのが、「点ちゃん」オリジナルの謎のメニュー「ハーフ&ハーフ」です。昔ビールでこういった類いのネーミングがありましたが、ここは「点ちゃん」。

なんと、お好み焼きと焼きそばが皿の中で二つに分けてもられている、なかなか見ないパターンの一品なのです。

これを見た時、ハリボテはお好み焼きの中に焼きそばを入れたらどうか…と思ったのですが、それは野暮。「点ちゃん」オリジナルのハーフ&ハーフだからこそ、いいわけです。

ちなみに「点ちゃん」の主人はどことなく力強い雰囲気のおっちゃん。まぁ、そんなことはどうでもいいか。

●「点ちゃん」最強!

やっぱり「点ちゃん」は最高です。

「点ちゃん」で飲み食いしていれば、大穴馬券も当たりそうな気がしてきます。というか、阪神競馬場は居酒屋使いができる魅力もあることがわかりました。

ハリボテは感激中。「点ちゃん」、今後ともよろしくっす!