2020年。あれだけ昨年負け込んだのにもかかわらず、僕はまだ競馬をしています。あ、ハリボテです。

何を考えているのでしょうか。僕はバカですか?さて、そんなことはどうでもいいでしょう。

今年こそは100万円を超えた馬券を手に入れるべく、しっかりとレース予想をして回収率を高めたいと考えております!

じつは、ハリボテの今年の目標は阪神競馬で勝つことです。東京住まいのクソゴミな僕ですが、関西大好き!その理由をお伝えします!

●知られていないのか?

初心者の方であっても阪神競馬はよく知っていると思います。玄人の方であれば知るとか知らないとかいうレベルではなく、「鮨舞台」というお寿司屋で一度は勝利の味を楽しんだことがあるはずです。

さて、そんな阪神競馬ですがそこまで名前を頻繁に聞くことがありません。

東京や中山、京都などが有名ですし、新馬の頃は函館や東北も話題になるので有名ですが、阪神!阪神!というとタイガースが目立ってしまいあまり競馬の話では聞きません。

しかし、G1レースをはじめとした重賞カレンダーをチェックしてみると2月の末に開催される阪急杯が出てくるのをきっかけに、チューリップ賞や阪神スプリングジャンプ、フィリーズレビューなどG2など重賞も頻繁に行なわれています。

さらに、3月末の大阪杯がG1レースがある上にあの桜花賞も阪神です。かなり大きなレースも開催されているのに、なんでここまで名前があがらないのでしょうか。

●京都の力?

一応、阪神競馬でもっとも大きいというか注目されるのは6月開催の「宝塚記念」だと思います。2019年は、有馬記念を制したリスグラシューが勝利したことでも話題となりましたし、競馬ファンにとっては夏前に開催される最大規模のレースといっても過言ではないでしょう。

しかし、その前の安田記念やダービー、オークスといった強烈なレースは東京メインですし、天皇賞(春)の京都はかなりインパクトがあります。

宝塚記念は知っている人は知っていますが、素人さんはダービーで力つきてしまっていることが多く、その後の天皇賞(秋)くらいまでは競馬から離れてしまうのです。とても寂しいことです。

夏の始まりを告げるレースが宝塚記念であり、そこから当分G1レースは開催されません。競馬って何だっけ?となっている頃に名前が復活し出すのが、京都競馬場。

秋華賞、菊花賞とインパクトの強いレースが開催される京都で初心者たちは秋競馬を思い出すわけです。この時、我々の頭の中には懐かしの阪神はどこにもいません。寂し過ぎます!

●体力温存期が長い!

さらに阪神競馬が地味さを取り戻せない理由のひとつに、ここから当分重賞レースがないところです。

ほとんどが東京や中山、京都であり、このあたりから中京までも出始めます。お〜い!阪神どこ行ってんねん!てなものです。(ハリボテは関東人なので、何か自分がキモイです。本当に関東人が使う関西弁気持ち悪いですよ)

●怒濤の年末攻勢!

しかし、師走に差し掛かると阪神競馬場が巻き返しを狙ってきます。

まずは、11月末のチャンピオンズC。そして、12月頭のG1阪神ジュベナイルF、朝日杯フューチュリティSと、半年間眠っていた力を爆発させるわけです。

さらに、とどめは3歳以上の1400mというマニアック過ぎる設定の阪神C!!12月の阪神競馬場は、キチガイのように重賞をぶち込んでくるのでここで名を挙げているはずなのです…しかし、しかしです。

この時期は有馬記念という強烈なレースが存在しており、マニアではない人たちはこの日に全てを賭けるために他のレースを捨てています。

つまり、阪神競馬はマニアックな人たちに顔出しをしているだけであり、なかなか素人さんが振り向いてくれない状況にあるのです…!

●宝塚市も叫んでいる!

“阪神競馬場ってそんなん人気ないんか?”と思っている競馬ファンもいると思います。

確かに、競馬ファンからすれば当たり前の存在ですし、お近くの方であれば何度も訪れていることでしょう。しかし、全国的に見たらやはりまだまだマニアックの極み。競馬場の関係者はもっともっと人に訪れてほしいと願っているわけです。

その証拠に、宝塚市制60周年 × JRA60周年と銘うって阪神競馬場の魅力を探って…という記事も出ています。pdfで読めますので、どうぞチェックしてくださいね。

武豊からも祝辞が届いていますし、イベント広場やポニーリンク、スペースキッズなどいろいろな魅力をここでPRしています。今年こそは阪神競馬でしょう、皆さん。

夏場なんて特にレースが無くなりますからね、逆に狙い目ですよ。甲子園に行って競馬場で遊んで明石焼食って帰る。

これが、ハリボテの今年の目標です。