初心者でありながら競馬を愛し続けているキチガイ、ハリボテです。
競馬はギャンブルではありますが、やはり紳士淑女のスポーツでありエンターテイメントだな…と思う今日この頃ですね。ちょっとした出来事が話題になるのですから、もはや国民的スポーツのひとつといえるでしょう。
さて、データや系統、さまざまな馬場条件などのデータもよいですがファンについて考えてみる必要もあるという方がいます。ファン…。
どういうことなのか考えてみます。
●罵声はアリか?
競馬をしない人たちがまず、競馬について思っているのが「馬券を購入している人たちが怖い」ということです。
怖い…というのは、いろいろと語弊があるかもしれませんが、一部のオッサンたちの応援の仕方にあるのかもしれません。例えばウインズや競馬場でレースを閲覧している最中、いろいろと大声で馬に罵声を浴びせている人がいます。
差せ!差せ!ということをいいながら、自分が購入した馬が後ろに下がっていくと「死ね!落馬しろ!」など、失礼なことを大声で叫びます。確かに身銭を切って馬券を購入し、それらが騎手などの給与になるわけですからキレたい気持ちもわかります。
とはいえ、罵声を浴びせるというのは自分がどんな立場にあってもイケないことです。ましてや、人前で大声で自分が負けたことを大声で人のせいにしているわけですから下品かつ低レベル過ぎる…ということがいえるでしょう。
ハリボテも競馬をやる人間の一人として色々罵声を飛ばしたくなる気持ちもわかりますが、それには限度というものがあります。
家で一人でやるならいいですが、やっぱり周囲の人の気分を害するような言葉を大声で観戦中に発するのはダメではないでしょうか?
●ファンファーレ問題
G1レースでファンファーレがなる時、それに合わせて手拍子をしたり大声で叫んだ経験は競馬好きであれば一度はあると思います。
まぁ、比較的多い回数G1レースは開催されているのですがそれでも貴重なレース。お祭り騒ぎしたいというファンも少なくないようです。
しかし、本当のファンであれば黙ってファンファーレを聞いていろ…という方も少なからずこの競馬の世界にはいます。
例えば、日本ダービーの発走前に鳴らされるあのG1のファンファーレは感慨深いものがあります。
何とも言えない高揚感、ついに…この時が来た…!!というあのゾクゾクした感じは今思い出しても身震いしたくなるレベルです。
しかし、こういったG1レースの中にはスタンド前発走のものが存在します。
要するに、目の前に馬がいるのにも関わらず大声で観客が馬鹿騒ぎすることで馬や騎手にプレッシャーを与えてしまい、冷静さを欠かせるというのです。
確かにいわれてみるとわからんでもありません。大きなG1レースになればなるほど、観客数は多く増えるわけですからその地響きのような声に馬はきっとびっくりします。
人によると、こういった場面で大騒ぎしているヤツは競馬ファンではなく、にわかか馬鹿のどちらか…というようです。
難しいですね。競馬場側からしてみれば盛り上がった方が人が集まりますし馬券を購入してもらえますが、当の出場者(馬)たちからみると迷惑なわけです
ハリボテは、あまりこういったノリに大声で参加するタイプではありません。ライブでも、手拍子をして一緒に合唱とかしたくない派です。
なんで、そのアーティストのライブを見に来ているのに知らない周囲のオッサンオバさんの歌声を聞かなければいけないのか…。
近頃、観客と一体化したいという馬鹿なステージを見せつけるアーティストがいますが、個人的には嫌いです。金を払っているのですから、こっちは客としてじっくりとそのステージを見たいのです。
話が脱線しましたね。まぁ、どうでしょうか?アナタはどう思いますか?
●検定つくるとかどう?
ちなみに、海外では先行馬や逃げ馬が人気でGo for All the Way!!!などと叫びながら応援しているようです。
所変われば…ですね〜。さて、こういった競馬ファンに対する一家言を持っている方というのはひじょうに多く、周囲の競馬ファンの中でも思い切り意見がわかれているところです。
罵声を浴びせるのはどうかと思いますが、それが伝統である続けるべき…といわれるとわからんでも無い…という感じもします。
そこで、どうでしょうか?どこかの団体さんでもメーカーでも、「競馬ファン検定」なるものをつくって、競馬ファンたるものこういったルールを…というのをつくるのです。ソムリエのように胸にバッジをつけるとかいいのではないでしょうか。
ふん!
という馬鹿は放置し、資格を持っている人は前の席を予約できたりいろいろよい待遇を得られれば競馬が変わってくるのではないでしょうか。
競馬をおもしろくするのも、つまらなくするのも僕らファンのあり方によって変わってくるかもしれません。どこかの企業さん。ぜひ、競馬ファンマナー検定をつくってみてくださいよ。