ハリボテです。

おはようございます!

毎日競馬で夢を見ているわけですが、本当に私たちが競馬界から恩恵を受けるためには、一体どういった勝ち方がよいのか考えています。

人間の心理というのはおもしろくて、あまりにも勝ち過ぎてもダメだし、負け過ぎてもいけません。大金が手に入るからやる、というのもどうでしょうか。

ここでは、ハリボテが考える競馬とのちょうどいい付き合い方について考えたいと思います。

●勝てないとおもしろくない?

まず、競馬は根本的にギャンブルです。

ギャンブルということは、賭け事なので負けることもあれば、勝つこともあるという不確定要素の強い遊びということです。

さらに、馬が3頭しかおらずその3連単を当てるのであればラクですが16頭などいるレースでトップの3連単を当てることはかなり困難。データにデータを取っている人であっても負けるわけですから、本当に競馬は難しいギャンブルといえるでしょう。

さて、そんな競馬ですが大きな配当を得るためには大穴を狙う以外に方法はありません。

間違いない、という馬に100万円を突っ込んだとしても勝って150万円。もちろん、負けたら札束はゴミクズになります。一方であり得ない3連単で100円が、100万円になった方がずっと儲かりますし、負けても100円。

結果的には大穴狙いが儲かるわけです。とはいえ、大穴は勝ち続けることが難しい賭け方。当たり前ですが、滅多に当たらないレア過ぎる配当です。そうなると、負け込んでしまうため楽しさは半減します。

●結果マイナス?

大穴狙いで勝負したとして、3連単を12レース100円で購入していたとしましょう。

そんな微妙な賭け方をする人はいませんが、一応一日1200円のマイナスです。これを毎週やっていたとして、大体5000円が月々マイナスとなる計算です。

もちろん、3連単が当たれば大きいかもしれませんが、その確率は相当低い。1万円馬券に当たるのでさえ、なかなかのレース展開を読まなければ成功しません。

一方、やはり大穴狙いでいくのであれば10万円以上の配当の3連単でないとおもしろくありません。

10万円を越える配当となると、もはや奇跡に近いわけですから、それを当てられるのは1年に一回か否か…です。もし、10万円を年末に当てることができたとしても、計算上はマイナス。

10万円以上は負け混んでいるわけですから、あまり旨味がありません。ただ、当てた方は今までの負けを取り返した!多少のマイナスで済んだ!と、おもしろくなってしまうため来年もやってしまうわけです。ただ、これは本当におもしろいといえるのでしょうか。

●勝ち続けるのも微妙か?

では、単勝や複勝をメインで戦って当て続けるのも楽しいのか、という話になります。

例えば、交通費などで1000円を使い、1000円で単勝1500円を勝ったとしましょう。確実に勝ちを狙っていくのであれば配当の低い、一番人気などでの賭け事でしょう。とはいえ、ただ、500円だけの勝ちであれば交通費などを鑑みて勝てていません。

むしろ、負けです。さらに、そこで飲食代が含まれたらやはり一日に数千円は勝っておきたいところです。競馬場やウインズに来て、我慢比べのように飲まず食わずで数時間いる方もいるかもしれませんが、そこまでするのであれば日雇いの方が健全です。

まぁ、とにかく細かく勝って回収率を上げて行く…ということを考えるとこういった勝負の仕方もありなのかもしれませんね。ただ、長い目で見ると楽しさは半減しているような気がします。勝ち馬に大きく賭けるのはいいがリスクが高い。

ただ、低い金額で賭け続けてしまうとあまり旨味のあるバックが帰ってこない…。要するに、何か勝ち続けているのではありますが物足りない人生になってしまうわけです。競馬における楽しいというのは、本当に難しいところです。

●マイナスを前提なら楽しいか!?

競馬は大人の遊びです。基本的には、未成年が手を出すことはできません。まぁ、いっぱいいるのでしょうがそれは暗黙の了解的なところがあるでしょう。

さて、そんな競馬なのですが本当におもしろいとハマっている人はよい意味で考えていない方かもしれません。

胴元が儲ける理論を知っていることも関係しているでしょうが、何となくその日のドラマを楽しみたい、刹那的な考え方の人の方が必ず競馬を楽しむことができます。

正直、ギャンブルをするのであれば回収率を徹底して考える必要があると思うのですが、そこにタッチしない考え方もあります。遊んでるのですから、エンターテイメント料を支払い、ラッキーだったらバックがある…。そんなレベルで考えている方も少なくはありません。

そうなると、マイナスだプラスだなど、収支にとらわれることなく楽しく健全に競馬に対峙することができるわけです。

●勝ち負けにこだわると貧乏に?

勝ち前にこだわり続ける人たちの場合、確実に貧乏人になっていきます。

逆に、まったく勝つことができる負け続けているような人たちの方が貧乏ではなく、中途半端に万馬券を当てている人の方が借金まみれです。

ハリボテもそうですが、取り返せる…と思ってしまうので借金を膨らませてしまうのです。

いいでしょうか。競馬を楽しむのであれば収支を気にしてはいけません。仕事でもしている人でない限り、確実におもしろくなくなってしまいますから…。