ハリボテです。

いやぁ、前も伝えたかもしれませんが、今地方競馬に話題の美人騎手であるミカエル・ミシェルさんがいることで競馬界は大きく盛り上がっています。

もちろん、それは悪いことではありません。ハリボテもミカエル・ミシェルに告白されたら速攻で付き合いますし、むしろ主夫になりますよ…。まぁ、妄想はこの辺りにしておきましょう。

しかし、結構買ってますねミカエル・ミシェル騎手。話題です。しかし、競馬界にもビジュアルの波が来るのでしょうか…。

●もし、オッサンだったら…

いや、これをハリボテがいうのはどうかと思いますし、地方競馬の話ですのでイマイチピンと来ない方もいると思います。

今回の主役であるミカエル・ミシェルさんが活躍しているのは、南関東地方競馬です。しかし、このまま成績をがっつりと高めたら中央競馬に来る日は間近でしょうし、藤田騎手といい意味でライバルになって競馬界をより盛り上げてくれることは間違いないのではないでしょうか。しかし、ここで大きな問題があります。

競馬の主役は騎手ではなく、馬です。武豊騎手が大活躍し、神様のように扱われているのはその成績とビジュアル、名前の良さ、トークレベルの高さ、芸能人と仲良くなりやすいキャラ…という側面があることは間違いないでしょう。

武豊騎手が間違いなく競馬を盛り上げたことは間違いありません。しかし、しかしです。ミカエル・ミシェル。彼女が話題になっているのは、超絶美人だから…という側面は否めません。これ、彼女がオッサンだったら…。

●オッサンの弱さ

武豊はオッサンですが、彼は成績が半端なく、微妙に童顔でイケメンであることが人気に火をつけました。もし、これが近所のつるっぱげオヤジだったらここまで話題になることはなかったでしょう。

彼のチャラさもひとつの要因となるはずです。さて、ミカエル・ミシェル騎手ですよね、今回。彼女は、日本の競馬ファンが震撼するほどの美人騎手であり、すぐにデイリーあたりの新聞社は取り上げた感じです。

まぁ、それは悪いことではないのですが問題はオッサンではなく、美人だから…という理由で取り上げられてしまったことに競馬界の盛り下がりを感じてしまうんです。

どれだけ強い騎手がいても、どれだけ努力して涙と血を流しながら特訓してきた騎手がいても、“オッサンだから”ということで美人騎手に負けてしまうのは本当に辛いんです。オッサンという立場の弱さは、想像を絶するレベルです。ハリボテはオッサンの仲間ですので、今心がおかしくなりそうっす…。

●ミカエル・ミシェル騎手は悪くない!

ちなみにひとつ伝えておくべきことがあるのですが、ミカエル・ミシェル騎手は悪くありません。むしろ、素晴らしい方だと思いますし実力もオッサンたちに負けないものを持っています。

しかし…しかしです。本当にこんな売り方でいいのでしょうか?例えば、女性の野球リーグについて知っていますか?

競馬好きであれば野球も好きな人は多いはずですが、じつはちょっと前から女子野球リーグが存在しています。さほど話題になっていないので、“へえ…”なんて競馬ファンが多いと思いますが、知っているオッサンは数多く、ガチファンも少なからず存在しています。

そのリーグでプレイしている女性たちは、基本的には野球のプロとして所属しているので野球は上手ですしね。しかし、今経営破綻が相次いでおり、この先どのような展開になるのか不安視されているということをご存知だったでしょうか?

●ビジュアルで責めた結末!

女子プロ野球は、経営破綻に追い込まれていることが話題です。各球場には人が入らず、破綻するチームも少なくありません。おかしいですよね…。

メディアでは人気と謳われていたのですから。その理由のひとつが、「美人過ぎる○○」という形でメディアに露出させ、結局プレイではなく「こんな美人な子たちが野球をしているんだよ!」というおかしな方向性で売ってしまったことが失敗を導いたと考えられています。

結局、球場に集まるのは変態オヤジたちばかりで、野球が好きな人たちはやってきません。

当然、野球女子たちはガチのプロ野球を見に行きますし、別に美人過ぎる○○を見に来るオバさんたちはいません。さらに、ハリボテのように実力主義のオッサンはプレイレベルの高さで判断してしまうため、結局試合自体が面白くない…と思った瞬間に気持ちが冷めてしまうわけです。

美事過ぎる…なんてことでムダな売り方をするのではなく、女性でもガチですごいプレイができている!だから、見に来い!震えるぞ!というような形で売ってみれば良かったと思っています。これが結果的に、ミカエル・ミシェル騎手人気にも繋がってしまいそうで怖いのです。

●成績に注目!

少しつまらない意見かもしれませんが、大切なことだと思っています。にわかが増えるのは歓迎ですが、推しがいなくなったらぽいっと消えていく…のでは、結局業界の自転車操業になってしまいます。

ミカエル・ミシェル騎手は素晴らしいですが、ハリボテは懸念があります。厳しいことを言いましたね。でも、多くの人は思っているでしょう。

“お前は誰だよ?”

で…ですよねww