ハリボテはあまり競馬予想サイトをアテにはしていません。

その理由は、ギャンブルは誰もが外してしまうものだからです。だって、プロの予想家だって外すぐらいですからね。とはいえ、優良予想サイトもあるので信頼する時はあります。ようは、バランスです。

さて、ギャンブルといえば詐欺予想サイトのまつり上げが定番ですが、なかには悪質過ぎて逮捕されてしまったケースもあるようです。何ゼ、競馬予想サイトが捕まるのでしょうか?

●逮捕の理由は何だろう?

競馬予想サイトの中には、高額な会員費を支払わせておきながら、全く当たらない予想で儲けてるところもあるようです。

しかし、しょせんギャンブルですし、大抵の場合は、“当たらなくてもウチのせいではありません”と記載してあるので訴えにくい状況であることは間違いないでしょう。

つまり、弁護士は動けても警察は動きにくい…というのが、予想サイトの実態です。それなのになぜ、彼らは捕まってしまうのでしょうか。

●文言がポイントになる

そうまず、逮捕される予想サイトの運営会社に共通しているのが、“絶対に当たる”とか“八百長であるレースについて確実な情報を仕入れている”など、嘘ぶいているコピーを散りばめている場合です。

これらの文言は、刑法246条に触れるようですので、詐欺罪としてしょっぴかれてしまう…という考え方ができるようです。逆に、こういった文言が見当たらない場合、詐欺罪を立証するのはかなり難しいとされているよう。

とにかく、絶対とか騎手が八百長するとか、“大嘘”を堂々と提示してお金を集めてる場合はヤバい…ということになりそうですね。

●実際に逮捕された事例

では、ここからは詐欺サイトの運営会社や関係者が逮捕された事例について考えていきたいと思います。まず、これはサイトではなく直接詐欺を働いた…ということで逮捕された事例です。

逮捕されたのは、職業不詳三浦信太郎容疑者。彼は、仲間と共に悪いことをいろいろとしていたようで、とある一般男性社員に電話をかけて、「レースが確定している、その情報を持っている。

「配当950万円はかたい」ということを伝えながら、結果的に会社員から250万円をだまし取った詐欺罪でしょっぴかれました。

さらに、彼の逮捕に尾びれがついたようにほか10人も摘発されたようです。たかが250万円で、人生を棒に振るというのも情けないですね。

●1億円をだまし取った人たちも

さて、次は予想サイトにおける詐欺です。前述したような連中は、電話をかけたりして個人攻撃がメインとなります。

しかし、組織として大きく儲けるためにはサイトを作らなければなりません。しかし厳密にいうと競馬予想サイト…ではなく、副業紹介サイトで人を騙して捕まった事例を取り上げましょう。詐欺の疑いで捕まったのが、情報提供会社役員金木真英容疑者。

というか、長いわ!という感じの肩書きですねwwまぁ、いいでしょう。彼を中心に5人が逮捕された事例なのですが、まずは副業紹介サイトで人を集めます。

当然ですが、副業で稼ぎたいと考えている方は世の中にたくさん存在します。そういった人たちに対して、儲かるぞ…ということで電話をかけまくり。逮捕の決め手となったのが、島根県雲南市の農業男性への電話。「間違いなく当たる、特殊レースがある」といってこれまた250万円を振り込ませたのだそうです。

というか、この男性も55歳。なんとしても、副業で金を手に入れたかったのでしょうね。結果的に、彼がレースが中止になったといわれ、返金もない…というところから足がついてしまったようです。

●電話やビラ配りが致命的?

逮捕されている事例を見ていると、どうやらサイトに優良登録している人たち…というよりは、電話をしたりビラを配ったり、そういった直接でのやり取りで個人から多額のお金を巻き上げている事例が多いことがわかります。

サイトに有料登録させるのではなく、個人から思い切り金を巻き上げる…という方が手っ取り早いのかもしれませんが、足がつきやすいのは当然ですよね。

とにかく、登録をしたサイトから電話がかかってくると間違いなく詐欺ですね。

●自分を信じてほどほどに!

ハリボテは、こういったサイトに騙されることはありません。というか、もっとも重要なことがあります。

そういったサイトに登録する…金がありません!!ww とにかく、競馬で儲けるとかそういったことを考えずに地道にデータを集め、のびのびとギャンブルを楽しむこと。

これが、騙されずに楽しく競馬を続けられるテクニックなのではないでしょうか。