競馬ファンの皆さんは、馬について日夜研究を続けていることだと思います。

ハリボテも一生懸命競馬について調べているのですが、それでも理解ができないことが多く、自分の能力の低さに日々涙を流している状況でございます。

さて、先日払い戻しの機械に台パンしたハリボテですが、それを慰めてくれたのがあの有名な、「小田切有一」さん。誰?そのオッサン?と思った人はまだまだ変態度数が足りません!ぜひ、彼の功績をお伝えさせてください!

●レジェンド馬主

小田切有一さんと聞いてピンと来た方は、相当のキチガイです。というのも、彼は騎手でもなければ有名調教師でもなく、奇跡の予想屋でもなく、馬主だからです。

北島三郎的な感じの超有名人馬主はまだいいのですが、小田切有一さんのようなマニアックな馬主を知っているということは、相当な競馬好きであることは間違いありません。

小田切有一さんは、ただの金持ちではなく福岡県青果生産組合組合長である上に、経営学研究所代表。

そして、エール株式会社代表という数多くの肩書きをお持ちのレジェンドです。なぜ、小田切有一さんがそこまで有名なのか。実は、彼が所有する馬たちは場名がイカれてしまっているからなのです…!

●小田切有一さんと馬名

もし、皆さんが馬を所有したとしたらどんなネーミングをつけるでしょうか。

できるだけオシャレで格好良い名前をつけたい…。そう思うはずですよね。しかし、小田切有一はそういったスベッているような格好よさはスルーする人間です。

「オレハマッテルゼ」、「オドロキノサイフ」、「ワスレナイデ」など、一度耳にしたら誰もが覚えてしまう珍馬名をつけまくっている謎のお金持ち。伝説のひとつとしては、“おじさん頑張れ”というイメージからつけられた「オジサンオジサン」。

さらに、ラジオ番組とのタイアップ企画では「カミサンコワイ」という馬名をつけてしまうなど、実業家らしい暴走っぷりがたまりません。とにかく、競馬界にある意味で小田切あり!と言わしめた、生粋のおもしろ馬主さんなのです!

●ハリボテも彼を見習いたい!

真面目にふざける。小田切さんは、タモリ倶楽部における空耳アワーのような人生ですよね。

ちなみに、謎のエピソードとしては「ニバンテ」は実況を惑わせるために却下され、「ドウモスミマセン」もJRAから却下されており、苦い思い出もいくつかあるよう。

しかし、「ドウモスミマセン」に関してはなぜか、「ギャフン」に改名したら審査通過という謎の経歴も持ち合わせています。

ハリボテも、どこか真面目になってしまう時がありますが、改めて小田切さん伝説を目にしたらそんなことをしていたら、“ダサイな”と思ってしまいました。

よし、思い切って「ドウモスミマセン」。これを、どんな時でも連発しながら街を闊歩し、暴動を起こしてやろうと思います!(嘘です!ギャフン!ダッフんだ!)