競馬大好き!そんな人、ハリボテブログに集まれえ!と、今日もムダ騒ぎしてみました。さて、競馬で勝つためには騎手についても学んでおく必要があります。

競艇のレーサーになるのも大変ですが、競馬の騎手はその身体的特徴がクリアできないといけないため…より厳しいといわれています。そのため、選ばれし者。そんな印象があるのではないでしょうか。

しかし、騎手になってもそこからが大変。彼ら彼女たちは日々苦労しているのです。その大変といわれている作業のひとつ、「体重管理」について学んでいきましょう。

体重管理は必要なの?

騎手になるためには、体重や身長の制限があると聞きます。馬にとってはできるだけ軽い選手がよいわけですから、曙や旭鷲山、朝青龍などが騎手だったら絶対に勝つことはできません。

となると、騎手が普段やらなければいけないのが体重管理です。ドンドン太っていってしまったら馬にとっても負担ですし、せっかく馬を見事に仕上げたところで負けてしまいます。

また、鞍などに鉛の板などを入れるなどしてレース当日に調整することもあるようです。騎手の体重は確かに軽い方がよいのですが、軽過ぎるというのも問題。そもそも、軽いと体が飛ばされてしまいますし馬も重量を感じないため走り方が変わってしまいます。基本的に騎手は、体重が定められています。そのため、それに向けて厳しい体重管理が行なわれているのです。

守らないとヤバい!

さて、騎手の体重管理についてですが、まぁ我々のようなユルい世界に生きている方であれば、「ちょっとくらいは大丈夫っしょ?誤差ちょっとくらいじゃ許されるんじゃね?」と、思うはずです。実際、ハリボテもこういった細かな誤差をチェックする作業が大嫌いな類いですので、放置しておいてほしいね!という感じで適当にいなします。

ただし、JRAの騎手における体重管理は大変厳しいものがあります。まず、レース開始の50分前までに検量を前検量などを行ないます。検量には前と後があるようですが、両方をクリアしたことでやっとレースに出場することができます。

さらに、とんでもないことにそのどちらかがアウトだった場合、強烈なペナルティが課されることで知られています。再教育的なものはいいのですが、過怠金・戒告、騎乗停止処分にまで発展してしまう…ということなのです。これは、相当厳しいペナルティではないでしょうか。

さらに、注目したいの罰金。なんと、最高で50万円までの過怠金が用意されているそう。そのほか、戒告処分や1日~6日の騎乗禁止処分など、とにかく体重を守らないことで大きなペナルティが課されることで知られているのです。恐ろしいですよ、騎手の世界は!

減量方法について

ハリボテも最近、腹がめっちゃ出てきているのでヤバいです。そのため、できるだけ運動をするようにしているのですが、もう年齢が30半ばを過ぎてくるとなかなか痩せにくくなりますよね。

そういった意味からも、騎手の方々がどのようなトレーニングを積んでいるのか若干気になってきました。

調べてみると、一部の選手はとにかくサウナに入って体を絞りまくっているのだそう。サウナは確かに痩せますが、そう頻繁に入るようなところではありません。それをあえて繰り返し、1g単位で調節しているのかもしれませんね。

また、やはり当然なのですが食事制限に関しても徹底しています。高カロリー系の食事はほとんど口にせず、野菜を多く食べたり、一日一食にするなど「食の楽しみはほとんどない」という生活を続けているのだそう。有名選手となればかなりの金額を稼ぐわけですが、引退してからでないと本当に自由な生活はできません。まぁ、そう考えると我慢料も含まれているのかもしれませんね。

かなり辛いという話

さて、騎手の体重制限はひとつに定められているわけではありません。

要するに、乗る馬によってわかれているといわれています。例えば、若い馬の「馬齢重量」、レースごとに負担重量が定められている「別定」、年齢と性別によって変わる「定量」、当然さまざまな馬が平等になるように定められている「ハンデキャップ」。

こういったレースに出場するために、それぞれに合わせた体重管理をしていかないといけない、ということなのです。選手によっては、無理がたたって骨密度がかなりヤバい状態になっている人もいるなど、騎手の体重制限は相当厳しいといわれています。

なんとなく自由に過ごしている、というイメージの騎手たちですが、裏では計り知れない努力をし続けている…ということがわかるのではないでしょうか。

体重制限しよう!

ハリボテは、こういった騎手の方々のストイックな姿をみて感じています。ぐうたらして、一攫千金を狙うような生活はおさらばしよう、と。

つまり、体重制限をしっかりと続けてイケメンボディになり、真面目に働き競馬もほどほどにする。そういった男を目指すのです。とはいえ、これを書いている今はビールをたらふく飲んでいますし、おつまみは高カロリーのポテチ!ったく、これだからダメなんですよね、僕は!