なによりも、タダというのはうれしいですよね。

ハリボテは、今の時代の無料というキーワードが大好きで、生活すべてを無料のままで過ごせたらどれだけ素晴らしいことか…と毎日、寝る前に考えています。さて、JRAの運営している競馬場がありますが、 入場料は無料ではありません。300円程度、かかります。

しかし、一年に数回だけフリーパスの日というものがあります。ここでは、そのフリーパスの日について考えていきたいと思います。

●ご愛顧!

フリーパスの日というのは、冒頭でもお伝えしたように「無料で競馬場で遊ぶことができる日」です。

基本的に、300円程度かかる競馬場の入場料がタダになるわけですから、多くの人が集まることで知られています。このフリーパスの日は、全国10ヶ所の競馬場で開催されており、計12日あります。

300円なんてたかが知れている…と思ってはいけません。これをするとしないで競馬場の売上げが大きく変わりますからね。そういった意味でも、フリーパスの日はJRA側の太っ腹的な行為と考えて良いのではないでしょうか。

●場所によってはこんなのも?

フリーパスの日ですが、どうやら競馬場によっていろいろな企画をやっているのだそうです。

例えば、新潟競馬場&京都競馬場では「ファミリーを対象としたフリーパスの日」といったものが開催されています。牧場にいくよりアクセスしやすいですし、清潔ですからね、今の競馬場は。

家族でのんびり気軽に訪れることができる…ということは、競馬場のイメージアップ作戦としても功を奏しているのではないでしょうか。また、これは全競馬場ですが「女性を対象としたフリーパスの日」というのもやっているのだそう。

まさに、相席居酒屋的な発想なのが笑ってしまうのですが、これもひとつ悪いことではありませんね。ハリボテのようなムサいおっさんばかりが集合しても、誰の得にもなりませんから…。

●行った方がよい日は?

さて、今年はいろいろと大変なことが起こってしまい、競馬場は閉鎖状態になっています。

そのため、このフリーパスの日が慣行されなかったレースも多くあります。しかし、これからまだ何が起こるかわかりませんからね。一応、JRAがフリーパスの日は生きたままにしていることを祈ります。

さて、このフリーパスの日なのですが突発的に発表されるのではなく、年初あたりにざざっと発表されることになっています。そのため、じつは2020年のフリーパスの日は、もうすでに決まっているわけです。おそらく、夏頃まではあやしいのでハリボテ的に狙っておくべき日をいくつか紹介します。

まず、9月6日(日曜)に新潟競馬場で開催される、農林水産省賞典新潟記念(GⅢ)。一ヶ月前には、小倉でこのレースの小倉バージョンが開催されるのですが、まぁ今の状況だとわかりませんね…。

農林水産省賞典新潟記念(GⅢ)は、かなり重要なレースであり、今後のG1馬が出てもおかしくないレース。こんなレースが無料で見れるのであれば、ぜひぜひチェックしたいところです。

そして、9月27日(日曜)の産経賞オールカマー(GⅡ)。中山競馬場ですので、関東地域の方はチェック必至。産経賞オールカマー(GⅡ)は、最初はオーカマーと読んでしまいビクっとしましたが、違いますよね。これも、かなり重要なレースですからね。ぜひ、行ってほしいところです。

●G1レースも!?

そして、JRAのフリーパスの日にはG1レースも混ざっています。

まさか、G1を無料にするというところがJRAの潤沢な資金保有を物語るわけですが、そのチョイスも渋い!まず、11月15日(日曜)に阪神競馬場で開催されるあのエリザベス女王杯(GⅠ)!

これが、フリーパスの日です。また、女性限定のフリーパスの日は、10月18日(日曜)で京都競馬場で開催される…秋華賞(GⅠ)がフリー。これ、すごいですよね!ちなみに、新潟で開催されるファミリー向けのフリーパスの日ですが、8月16日(日曜)の関屋記念(GⅢ)。

渋い、渋すぎます!とはいえ、8月はどうなっているのでしょうかね?とにかく、開催されれば競馬ファンとすればこの上ない喜びではあります。

●友達を誘って暴走!

さて、このフリーパスの日ですが、やはり普段競馬に接していない友人などを連れて行くのがおすすめです。え?300円かかんの?

と、思われてしょっぱなから嫌な思いをさせることなく、何となくお祭り気分で楽しんでもらえるはずです。競馬なんてただのギャンブルでしょ?と、思っている人ほど競馬場に行くと気分が上がってしまい、馬券を暴走買いしてしまうもの。

グルメも施設もいろいろと揃っていますし、楽しい時間を過ごすことができますよね。ハリボテも、フリーパスの日を狙って誰かを誘ってみます!あ…やばいです、友達がいませんでしたww