ギャンブル依存症。

これは、すごい言葉ですね。ハリボテも競馬を愛しているクチですが、そこまで依存性はないと自負しています。

しかし、今回の騒動でひとつ思ったことがあるんです。“いまさら?”と思っている方もいるでしょうが、またいつこういった事件が起こるかはわかりません。ここでは、ハリボテが感じたギャンブル封じ込めに関するリアルをお伝えします。

●ギャンブルというか娯楽の可能性

人間というのは、ギャンブルにのめり込むように脳がインプットされています。

これは、人間だけでなく猿でもネズミでも、報酬を得たときに快楽を感じる生き物であればすべて…と言い切ることができます。ギャンブルが興奮する理由は、当たる外れるというよりは金銭的(動物であれば食べ物などの快楽)な報酬が待っているからです。

もし、当たっても外れても何もこちらに利害がないギャンブルなどは、おそらく誰も面白くありません。“だから何?”の世界とはっきりということができるでしょう。我々がギャンブルを楽しむ理由は、これらにあります。

  • 金が増える
  • 増えた金で酒が飲めたり、セックスができるかも
  • 同じ仲間とバカ話を共有できる
  • お金が増えて今月の生活が楽になる

まぁ、その快楽の違いは人それぞれ。とにかく、“当たる”という快楽だけではなく、あたりの先の快楽が我々をギャンブルに誘い出すわけです。

●理解していない!

今回、パチンコをはじめとしたさまざまなギャンブルも規制の対象となりました。パチンコなどは、あれだけ密閉空間で多くの人が集うのにいいのか!?

ということで、政治の癒着などとかなり叩かれましたね。ハリボテは、パチンコをする人間ではありませんからいいんですが、ちょっとかわいそうだな…と思いましたね。そもそも、パチンコで観戦した連中いませんでしたから。

まず、パチンコについて考えて良いでしょうか。小池都知事が伝えていた、三つの密。確かに、それらをパチンコ店はすべてクリアしています。しかし、しかしです。こういった病気に感染する場合、ウイルスを相手に飛ばさないとダメなわけです。どうでしょうか?

パチンコ屋でめっちゃ近くで喋ってくる人っていますか?まぁ、一部バグったじじいはいますが、それでもほとんどないでしょう。皆、無言でひたすら台を凝視。一部、ふざけんな!という感じで台パンですが、それでもマスクをしていますしウイルス感染しているのは、台。人間ではないのです。そもそも、ウイルス感染したパチンコ従業員の話って聞いたことありますか?

ないはずです。

さらに、パチンコ行っていましたから感染しました…という人もいません。理解できていないわけです。

●依存を直視していないのでは?

茨城県のパチンコ屋さんに人が集合した時、数多くのマスコミが批判しました。その声をうけて、仕方なく政府や行政が自粛要請をするわけですが、これも違いますね。

パチンコ依存症の人というのは、何があってもいくわけです。依存症についてはハリボテもいつかブログで書きましたので省きますが、彼らは「ウイルスをまき散らしたら不幸になる人がいる」という、甘っちょろいレベルのかけ声でやめるわけがないわけです。

例えば、麻薬とかセックス依存、アルコール依存について考えましょう。これら、どんだけダメだ!といわれてもやってしまう方がいるわけですが、もはや脳の病気であり、その人の人格は1ミリも関係していません。

ギャンブルも全く同じで、脳のドーパミンという神経伝達物質が関連しているため、他人の言葉で改心するほどレベルが低い状態ではない…ということなのです。それを、「人が感染するからパチンコ店に行くのはやめましょう!」とマスコミが大声を出してもムダ。その辺の公園のブランコで遊んでいる子どもだと思っているのでしょうが、もはやレベルが違うのです。

●競馬を見ろ!

ハリボテは競馬が大好物ですが、競馬や競艇などを見てほしいと思います。

これだけ、自制があっても無観客で行われ続けました。公営ギャンブルだから…という意見はありますが、それだけ依存症な人が多い訳です。もし、依存症の人たちを閉め出したら…どうなるのでしょうか?新しい賭博を見つけたり、ストレスが溜まって暴動を起こしたり、感染症よりも危険な橋を渡ろうとするに決まっています。

依存症をなめてはいけません。競馬、競艇に関しては政府が理解できたのでしょう。どうにか、依存症をせき止めてくれている…という感じです。

●ネット

今回、ハリボテも吠えたわけですが、とりあえず競馬はもちろん、パチンコも遠隔でできるように対策するべきかもしれません。あの音が良いわけですが、何か対策さえ取れたら遠隔パチンコだってできる可能性があるのです。まぁ、ゴト師的な人は失職しますがいいでしょう。

詐欺を働くバカはいなくなっても。競馬に関係ありませんが、ギャンブルをする人間としていわせていただきました。僕、ハリボテ。