競馬場、行きたいですねえ…。目の前で行われているレースを楽しめる…という臨場感はもちろんですが、やっぱり魅力はピクニック。温かな日に芝生に座って弁当を食らい、ビールをかっ込むのあの瞬間は特筆大書すべき時間です。

ということで、今回は競馬場に行きたいシリーズ第100弾目!(こんなシリーズあったっけ?)競馬場の弁当についてお伝えしていきたいと思います!

●かなりの数がある

競馬場というと売店といったイメージ。

そこで揚げ物を片手にサワーやビールといったシチュエーションが基本です。さらに、デート目的でやってきた人はおしゃれなレストランという手段もありますし、金持ちや勝っている日などは高級和食店という手段もあるでしょう。とにかく、近頃の競馬場はギャンブル場というより食のエンターテインメントパーク化しているといっても過言ではありません。

さて、そんなさまざまな食がある競馬場の中でハリボテが注目しているのが弁当。あまり考えたことがない方も多いでしょうが、じつはめちゃくちゃ競馬場には弁当が売っているんですよ。ちょこっとしたものから、かなり豪華なものまで幅広い品揃え。今回、その中でもハリボテがビールに合いそうなものをチョイスしましたのでご覧ください。

●ビールに合うなぁ…!

まず、京都競馬場と阪神競馬場で売られている「京仕切り」という弁当に注目。京都や大阪御堂筋?を思わせる、9コマの四角い仕切りで整えられている弁当ですが、おかずのバリエーションが多いのが魅力。

ちらし寿司に炊き込みご飯、中心には梅干し&黒ごまご飯。中央部はアレですが、味付きのご飯はビールのお供になるのでおすすめです。さらに、左上にはエビや高野豆腐など上品な出汁系のおかず。天ぷらやだし巻き卵、かまぼこ、枝豆もあるのでつまみには窮しません。さらに、おすすめは西京焼。

さわらかブリかは不明ですが、甘辛な味付けがビールを進めます!いや、こういった感じで仕切られていると味がヘタにほかのおかずに移らないので、食材の味わいをじっくりと楽しめるんですよね。こりゃあビールが進みますわ!

ちなみに、京都競馬場にしかないですが鶏そぼろ弁当もいい感じ。鶏そぼろに錦糸卵のご飯は絶対酒が進みますし、焼きサバに高野豆腐、ポテサラ、煮豆など渋いラインナップも魅力。なぜか、ソーセージが入っているところも見逃せませんねえ!

●駅弁気分!

さて、定番弁当もいいのですがせっかく競馬場に来たのだから駅弁風の弁当もいいでしょう。コンビニや近所の弁当屋では売っていなさそうな観光雰囲気のある弁当も競馬場には揃えられています。

まず、京都競馬場のホタテ弁当。まるっこい器に入っている弁当で、錦糸卵の上に煮付けられたホタテが数個乗っています。さらに、シャケや海老フライ、きんぴらごぼうなどもあるのでお酒のつまみとしてもグッド。なぜかご飯の上にサクランボが乗っているところが謎ですが、それもご愛嬌。海の町に旅行に来たような気分に浸れます。

そして、とくに坂本がおすすめしたいのが阪神競馬場の六甲山縦走弁当。もはや、競馬場の弁当の域を逸脱しているわけですが、これがまた渋い。縦3マスに分かれている弁当で、おにぎり風のご飯が二つ、さらに煮だこ、焼きシャケ、鶏肉などが入っている豪華な内容です。煮だこが何とも大阪らしさを感じさせる逸品ですので、阪神競馬場に行けた際にはぜひチェックしてほしい弁当です。

●裏技があるらしい

さて、今回も美味しそうな食品ネタでしたが、いかがだったでしょうか。勝つためだけに競馬場を訪れるのではなく、USJやディズニーランドのような感覚で、“遊びにくる”というイメージだとぐっとその魅力も変わってくるのではないでしょうか。

さて、最後にひとつ阪神競馬場の謎の裏技をお伝えしましょう。阪神競馬場にもさまざまな弁当が用意されているわけですが、やはり男性人気が高いのが唐揚げ弁当。たっぷり唐揚げにちくわの揚げ物、煮物などが詰まった男の昼飯といった印象です。さて、その唐揚げ弁当。なぜか有料で普通の白いご飯をおにぎりに変更することができるのだそうです。

白いご飯と一緒に唐揚げを楽しむ…ということを目的にしている方は別ですが、中にはハリボテ同様にビールと一緒に弁当を食べられる方もいるでしょう。そういった方であれば、まずは唐揚げで飲む。そして、〆におにぎりを食う。という流れをつくることができる訳です。

競馬場の弁当と一口にいってもさまざまな種類があり、常連になるとわがままも聞いてくれるようなところもアリ。ぜひぜひ、晴れた気持ちいい日は競馬場で弁当でも食べながらボケ〜っと自分の人生を見つめ直しませんか?あ、結局こういった話になっちゃった…。