またもや寂しい結果となってしまった、アーモンドアイ。

次に活躍することが期待されるのが秋のG1なわけですが、それでも次もないな…と思っている方は少なくないないでしょう。

逆に安田記念で名をあげたのが、グランアレグリア。競合率いる超絶難関のレースをものにしたのですから、今後の活躍が期待できますね。さて、今回のグランアレグリアに騎乗したのが池添騎手。じつは知らぬところでプロ根性を見せていたそうです。

●芝の塊が…

先日行われた安田記念。なかなかしびれる展開に競馬ファンの方たちも、久々に盛り上がったのではないでしょうか。

さて、そんなレース中に池添騎手にとある事件が起こっていたそうです。それが、目に土が突っ込んできた…というハプニングです。

熾烈なコース取りを各馬が行っていた3コーナー付近。どうやら前を走っていた馬が蹴り上げた芝の塊が池添騎手の右目を直撃。

完全に視界が塞がってしまったのだそう。仮に目が見えないままで走り続けたら暴走必至ですし、落馬の可能性、命の危険性もあります。池添騎手はここからどのように持ち直したのでしょうか。

●意識が飛びながらも…

芝の塊が右目にぶつかった池添騎手。

なんと視界が一瞬消えたことで意識が飛びそうになった…ということです。アタマが真っ白になったということですが、なんとか持ちこたえた上にどの馬が迫ってきているのかわからない中でも自信を持ってグランアレグリアを引っ張ります。

こういった時に馬との信頼性、そして経験がものをいうのでしょう。エリート騎手ってのは本当にすごいですよね。

●400m付近の仕掛け!

さて、危機をどうにか乗り越えた池添騎手&グランアレグリア。そのまま馬群に飲まれずに400m付近で仕掛けます。

すると、ぐんぐんグランアレグリアが加速していき、ラスト200mとうところでトップに。もはやアーモンドアイもインディチャンプもグランアレグリアに追いつけそうもありません。結果、そのままグランアレグリアが逃げ切りです。

いやぁ、久々にこの最終コーナーの攻防は興奮したのではないでしょうか。驚くべきグランアレグリア。そして、奇跡の男 池添騎手ですね。

●アーモンドアイはどうなるのか…

さて、今回の安田記念でも勝利することができなかったアーモンドアイ。G1芝18勝という奇跡の展開を誰もが期待しているのでしょうが、それが2020年に叶うのでしょうか。

まぁ、また負けて有馬記念で復活の勝利からの引退…という流れなら鳥肌ものですけどね。まぁ、今後のG1戦線も楽しみですよ!あ、ハリボテでした。