世の中を生きてきて思うことがあります。それは、弱っているときにこそ謎のビジネスを始めがち…ということです。それが成功していれば問題ありませんが、本当にそれで良かったのか…。

こういったらアレですが、負け組ハリボテの意見をいろいろと聞いてほしいと思っています。

●ありっちゃあアリ?

競馬情報を探していると、時たま面白い記事に出会います。

それは、この馬の血統がうんちゃらとか、この馬の調教師がうんちゃらとか…。そういったマニアックなものではありません。

分析という形のコラムに関しては、誰もわからないことばかりを素人が能書き垂れて難しい言葉で文章化しているだけですので興味はありません。

いつもハリボテが伝えているように、競馬評論家というのは世界のトップ10の納税者になっていないと理屈が合いません。

つまり、それだけわかっているのですから、全てのレースを当てられているはずなのです。まぁ、言い過ぎたのでこの辺りにしておきましょう。ハリボテはどうせ負け組ですので、吠えているだけです。

●転身が多い?

さて、今回のコラムの主題です。競馬に関連している仕事をされている方は少なくありません。

競馬場の売店のバイトもカウントできれば、相当な数になると思うのでとんでもない数だと思います。

しかし、その中でも華やかな仕事といえば騎手でしょう。騎手のクオリティの善し悪しで馬が勝てるか変わってきますし、有名騎手ともあれば超高級な馬に騎乗してほしいと馬主から直々に依頼が来るものです。

さて、そんな騎手の仕事も甘いものではありません。中央競馬に出れば勝ち組と思っている方はいるでしょうが、一勝もできない騎手もいれば、怪我をする騎手、期待されながらもいざという時に結果が出ない騎手など幅広くいます。

そんな中、きっぱりと騎手という人生を諦めて次のステージへ飛び立ちたいという方も多いわけです。

●ホリエモンかい…

さて、そんな中でハリボテが気になったのがとある記事。

もともと騎手だった方で、今はダイエット本などを出しているようですが、ホリエモンに影響されたのだそう。

そこそこの成績を収めており、G1も騎乗したそうですがなかなか勝てず、周囲の期待から無関心へ向かう状況が耐えられなかったといいます。そんな時、ホリエモンなどの啓発本に出会ったそう。

人に忖度して生きる人生はバカらしいと。確かに、ムダな忖度をし続けて歩むことはよいこととは思えません。自分の好きなように、全責任を自分で追うような生き方の方が精神衛生上よいとも考えられるでしょう。

しかし、騎手というのは相当ハードであるものの、稼ぎは一般企業の数倍以上。勝ちさえすれば億万長者であることは間違いありません。

なりたくてもなれない人がどれだけいるか、G1騎乗という夢を達成できる人がどれだけいるか…。とはいえ、負けたら1円にもならないギャンブル商売。ホリエモンを見たら心揺れることでしょう。

●結果、ダイエット…

そんな騎手さんですが、ホリエモンの本を読んで啓発に触発されます。騎手という忖度まみれの仕事はさっさと捨てて、ビジネスをすべきだ!と。結果、騎手ならではのダイエット本を出版することになり、活躍を誓った…ということです。

●ハリボテは謎です!

騎手は、誰でもなれることではありません。さらに、騎手ならではのダイエット法もとってもいい目の付け所でしょう。

騎手はダイエットにかなり真剣に取り組んでいますし、その結果を常に求められるのですごいことです。

とはいえ、憧れの職業になったところでセカンドキャリアのきかっけがホリエモンとは…。まぁ、いいですがアレは別の世界ですからね。

人を騙してなんぼですから。まぁ、いいです。どうせハリボテは貧乏人ですし、負け犬の遠吠えです。ワオーン!ワオーン!