ハリボテです!ふと気になったのですが、騎手の人たちってレースをしている時はご飯を食べるのでしょうか…。

体重に大変シビアな世界であることは別ブログでお伝えしているのですが、さすがに人間ですからね…お腹はすきますよね。一体、彼らはどんな感じでレース中の空腹をまぎらせているのでしょうか?

●騎手は体重制限が厳しい!

ハリボテは食べることだけに命をかけてここまで生きてきた、いわゆる人間ダストボックスです。

まぁ、言い方は大胆すぎましたけどね、とりあえず食べることだけを考えて人生を歩んでいるということです。そのため、体重制限があるような仕事だと2日目にバックレてしまうかもしれません。

その点、競馬の騎手というのは体重制限が厳しく取り締まられている厳しい競技であることで知られています。

まぁ、取り締まられているわけではないのですが、ボクサーのような感じで体重制限がある…という感じです。

これを守れないと厳しいペナルティが課されるようで、何度も検量で引っかかってしまうとあの世行き…という厳しいペナルティが用意されているとかいないとか…。とにかく、うまく伝えることが難しいのですが競馬の騎手はかなり体重制限が厳しい。これだけは間違いないと考えていただければ幸いです。

●平日は昼抜き!?

さて、数多くのジョッキーが存在しているのですが、基本的に彼らは昼食を食べるという習慣がないといわれています。

もちろん中には昼食くらいは食べる…という方もいるかもしれませんが、我々の思っているような昼食の摂取の仕方ではないのがリアルだそうです。

昔、サンスポで田辺さんが連載していたものをチェックすると、平日は調教を終えた後に朝食を摂取してそのまま仕事。

終わった後に夕食を食べるというルーティーンを繰り返しているのだそうです。要するに、昼間はあまり食べない…といことになりますね。

まぁ、朝食がやや遅いのかもしれないので俗にいう、「朝昼兼用」といったところかもしれません。そもそも平日から昼食を食べない生活が当たり前であれば、レース当日もさほど食欲を欲することはない。そう考えてもいいかもしれませんね〜。

●食べるヤツは食べる!

さて、JRAのような中央競馬は週末や日曜日が本番です。

この日に向けて騎手は力を発揮するわけですが、大体は朝に検量があるといわれています。まぁ、騎乗直前で検量があって落ちた騎手がいたら困りますからね。となると、その検量からレースまでは時間があるので自由に飲食をすることができます。

しかし、基本的に一流の騎手たちはそこで思い切り昼食を食べたりすることはありません。体重が増えるだけでなく、眠くなりますよね?あれって糖分を摂取したり、お腹が満腹になることでストレスが緩和されて闘争本能が働かなくなるらしいですね。

つまりこれから大切な戦いがある!という事前にご飯をたっぷりと食べてしまうと、「ふわぁ!大満足だ!つーことで、まぁ負けてもいいや!今日も元気だご飯がうまい!」ということになるということです。

しかし、やはり人間というのは不思議な生き物で、「食うヤツは食う」ようですね。とはいえ、体重に相当余裕がある騎手などは気にせずジョッキールームにある食堂で楽しくご飯を楽しむのだそうです。いいですね…ハリボテも誘惑に負けて鶏南蛮などがあったらタルタルソースたっぷりかけて、ふんぞり返って爆食いしてしまっていることでしょう。

●でも食べないとヤバい

とはいえ、レース開催日となればそれなりに騎乗する騎手もいます。売れている一流騎手であれば、一日で相当な量のレースに出なければいけません。

空腹は力なり…といいますが、頭がくらくらしている状態でレースに臨めば冷静な判断ができるわけありませんからね。

事実、あの世往きとなることは目に見えています。では、そういったレースがたくさんある売れっ子ジョッキーはどうしているのか…。

なんと、バナナやウィンダーインゼリー的なもの、水分、ミニおにぎりなどを上手に摂取してブドウ糖をゲットしているのだそうです。さらに、熟練者はお菓子をたっぷりと食べてレースに臨むこともあるようです。

これは驚きですね!カロリーを手っ取り早く摂取するためだ、というのですが要するに糖分ですよね。ブドウ糖です。私たちの脳は糖を摂取することで正常に作動する部分があるといわれています。炭水化物やスイーツ、甘い酒を一切飲まない生活を1週間してみてください。

痩せますよ、絶対に。ただ、フラフラします…。めまいがして、うまく物事が考えられなくなるのです。やはり、自分の体と脳について知っておくことが一流ジョッキーの基本なのかもしれません。

●ジョッキーは食事が大切ですね!

軽ければいいとはいうものの、食べなければ誰だって死んでしまいます。ジョッキーは食事もとても大切であり、そのバランスやタイミングを常に考えながら生きています。ハリボテには理解できませんが、一生懸命やりたいと思う気持ちはありますよ。なにが!?だっふんだ!