競馬予想のプロとして活躍したい。
ハリボテは能力がないですし楽しんで競馬をやりたいですので、プロなんて考えたことはありません。しかし、中には競馬予想が本当に好きで命を賭けている方もいます。そういった方は、ぜひプロの世界に足を踏み入れてみるのもひとつの手段でしょう。
しかし、聞くところによるとプロ予想家の世界は強烈な孤独との戦いなのだそう。
その現実、そして乗り越え方などについて考えていきましょう。
●競馬予想のプロって何?
さて、そもそもプロ予想家とはどういったことをすればなれるのでしょうか。
プロ野球やプロサッカー、プロ〇〇と言われる人たちにはテストがあったり、その業界に入ってお金をもらっていれば名乗れるという部分があります。
しかし、競馬のプロ予想家というのは正式な職業ではありませんし、かなり曖昧なところがあるでしょう。
競馬のプロ予想家の定義を考えれば、やはり自分の予想を人に売って当てて、さらにそれを継続してお金を儲けられている人と考えられます。
●ウマニティ・ザ・プロテスト
自らのブログなどで予想を紹介し、勝率が高まってきたら思い切って有料で売る。
そういった感じでプロになる方もいるでしょう。その一方、予想サイトや新聞、雑誌社に入って実力を磨いていき、そこで名を売ってフリーとして独立するという方法もあるかもしれません。
とにかく、自分の予想がそれなりに当たらないことにはプロにはなれない…ということですね。
さて、より分かりやすいプロ予想家に手っ取り早くなるには、ウマニティ・ザ・プロテストを受けるという手段があります。
競馬予想のウマニティが設けているものであり、毎年3名だけがプロとして認定されることで知られている、プロ予想家の登竜門です。
まぁ、ハリボテとしては人それぞれの考え方があるので、ウマニティ・ザ・プロテストがよいとは思いません。
一応、プロとして活躍したり、良い待遇で競馬界にいられる存在にはなれるので、そういった人にはおすすめでしょうね。
●とにかく孤独
さて、このプロの競馬予想家たちが大変なのは…とにかく孤独であることです。
競馬予想家というと、番組やYouTubeでアイドルや芸能人、さらに騎手などとわちゃわちゃやっていて楽しそうなイメージですよね。
毎晩接待がおこなわれており、むしろ予想などは裏データをもらってそれっぽく発表しているという雰囲気です。しかし、そういったゴミもいるでしょうが基本的には競馬予想家の人生は孤独です。
世の中には駄文を書いたり、へんな歌、つまらない発言をしてもプロだから…ということで許されるジャンルもあります。
さらに、スポーツ選手であっても以前に高い功績を残していれば、トレーニング次第で数年間はスポンサーが契約してくれるかもしれません。
しかし、競馬予想家のプロは違います。なんといっても当てなければ存在価値がないのですから、毎回真剣勝負です。
もし、2ヶ月間一度も当てることができなければ、会員は全て去っていきますし、大変な暴動を起こす可能性があります。
誰からも信用されなくなりますし、こいつの予想だけは乗っかるのはやめよう…と思われてしまう可能性もあるほどです。つまり、遊んでいる暇はあまりない…ということになるわけです。
そうなると、毎日がほとんど孤独。レース開催日も皆でニコニコしながら見ているかもしれませんが、内心どきどき。もし、大ハズレしてしまったとして、別の予想家が大当たりしていた時のバツの悪さはハンパではないでしょう。吐いてしまうかもしれません。
●群れず、徹底研究!
プロの予想家として活躍するのであれば、下手に人間関係を作らずに群れないことが大切です。人間関係が良好というのは、仲良しな人がいっぱいいるということではありません。
互いに深入りせず、ちょうどよい距離感で接することができる間柄の人たちが周りにいる…ということです。
あくまで仕事として、プロとしての立ち居振る舞いを忘れずに、群れず日々徹底的に研究をすることがプロ予想家としての心得でアリ、あり方ではないでしょうか。
ハリボテは友達もいませんし、群れるにも群れ方を知りません。さらに、驚くべきことに研究しても勝てることがないという最悪な状況にいます。
だからこそ、プロになれないのです。しかし、競馬予想はできるがほかのスペックがない方が多過ぎます。
プロになるためには、徹底的に孤独を楽しむ。いや、孤独は悪いことではありません。
周囲に振り回されず、自分の信じた信念を叶えるために突き進めばいいのです。そして、たまに成果報告として仲間と酒を酌み交わす。それだけで人生は豊ですね。
●ハリボテは語る!
競馬のプロ予想家など、掃いて捨てるほどいるといわれています。しかし、外れたり、競馬で借金まみれになって消えていく人は毎年めっちゃいます。
そして、新しくプロになる人もたくさんいます。人生をひとつひとつ乗り越えていく。それが、プロ予想家になるための道だとハリボテは考えていますね。