ハリボテです!競馬というのはいろいろと波乱がつきものらしく、やはり毎年に何レースかは珍レースが登場しているそうです。

まぁ、面白いといっては騎手の方や馬主、厩舎の方に失礼かもしれませんが、我々一般の競馬ファンにしてみれば面白い話は大好物。

どんどん奇跡を起こしてほしい…と思ってしまう次第ですよね。

さて、ここでは2015年に起こったユニークな事件を紹介します。競馬って奥が深い…。そう思わざるを得ないユニークな事件です!

●阪神競馬場の怪!

2015年6月28日。

さて、競馬ファンであればこの日付を見ただけでどんな話題か分かってしまうかもしれません。そうです。阪神競馬場で6月の末におこなわれるレースといえば、宝塚記念。

そこまで多くない阪神競馬場、最大のG 1レースといっても過言ではない晴れ舞台です。

ハリボテは関東の人間ですので、そこまで宝塚記念に賭けているわけではないですが、大阪近郊の競馬ファンであればすぐに見に行けるレースということで、楽しみにされている方もいるはずです。

しかし、この2015年6月28日に開催された宝塚記念。マルチンなことが起こってしまったことで話題となりました。

●地獄の出遅れ!

この日に開催された宝塚記念の一番人気は、懐かしのゴールドシップ。

数多くの競馬ファンに愛された競走馬ですが、その気性の荒さなどが特徴とされていた馬です。この日も一番人気でありながら、ゲートインするまでも微妙な動き。

ファンファーレが鳴り響き大盛り上がりの会場。そして、ゲートが開いたその瞬間…なんと、ゴールドシップは立ち上がって前方に進まないという奇跡を起こしてしまったのです。

いや…これには関係者も驚いた上に一番人気ということで大金をゴールドシップに突っ込んだオッサンたちは生きた心地がしなかったのではないでしょうか…。

●ゲッツー!

2馬身ほど遅れてからスタートをきったゴールドシップ。

しかし、なんと言ってもあの実力馬です。ここから巻き返し、一着は不可でも3着まで滑り込めば馬券もいくらか潤いところです。しかし、さすがにG1レース。

ほかの馬も超一流ですから2馬身も遅れてスタートする馬に負けるはずがありません。

結果はゲッツー。むしろ、抜かれてしまった馬の方が気になりますが、ゴールドシップらしい結末を迎えたということで大きな話題となったのです。

●これでいいのだ!

とりあえず、ゴールドシップはいろいろと言われたものの、「まぁ、コイツなら仕方が無いわ」という形でおわったそう。

たまにはこういった勝新太郎的な馬もいてもいいのかもしれませんね!