5Gが当たり前の時代になる。そんなことが言われて久しいですが、そこまで浸透していませんね。

まぁ、まだ携帯電話どころかネットの使い方を知らない老人が多い日本国。そこまでデジタルに頼る必要があるのか?と、思ってしまう部分もあるのがハリボテの本音です。とはいえVR。

これは少しだけ浸透するようになりました。ゲームやアトラクション、まぁ…ちょっとアダルト界隈では人気ですかね。じつは今、競馬でもVR体験を利用した動画が多く出るようになっています。

今後、VRが進化したらこんなことができるかもしれない。そんな夢について軽く語らしてもらいますね!

●これってスゴいのか?

ハリボテもVRを利用して遊んだことがありますが、正直そこまでテンションが上がるものではありません。というか、外から見ているとあの間抜けな雰囲気がどうにも恥ずかしいので、客観的に自分のださい姿を想像してしまうわけですよ。

まぁ、いいでしょうハリボテの話は。とりあえず、ユニークなのがVR競馬です。VRは360度目の前がリアルな競馬場のようになるような体験ができる楽しみ方であり、騎手目線でレースを楽しめるというもの。

これは、本当にスゴいですよね。YouTubeなどでも騎手目線の体験がVRでできるものが用意されている上に、阪神競馬場の場合は芝2200mをVRで体験散歩することができます。

とはいえ、VR装置をしっかりと購入してそれに対応した動画をチェックしないとVR感を味わうことはできないのでそこまで意味はありません。

普通の画面でVRをチェックするとシンプルに具合悪くなります…。とにもかくにも、VRを利用することで、今まで見れなかった目線で競馬場が楽しめますよ、ということに今なっているわけです。

●リアルタイムでいけるか?

さて、今回ハリボテが伝えたいのがVRを利用したユニークな未来です。

5Gになったら目の前に競馬場が登場し、そこに自分がいるような感覚が味わえるとのことですが、VRはちょっと違います。誰かの目線でなれる…というところが魅力ですね。

例えば、こんな企画はどうでしょうか。とあるレースで騎手全員に何らかのカメラを装着させます。

16頭出てくるのであれば、16個のチャンネルがあるという形でしょうか。もちろん、遠目のカメラも欲しいの18チャンネルあってもいいかもですね。

レース数十分前から、そのチャンネルを選ぶことで騎手の目線で生レースを楽しめる。これが実現したらそこそこ画期的ではないでしょうか!?

●賭けた馬の騎手に!?

さて、これができると例えば単勝などで賭けた馬の騎手体験ができるわけです。5番の馬に賭けたとして、そのチャンネルをオン。

スタートした後、今自分が何着にいるのか騎手目線で分かるというのは興奮間違い無しでしょう?さらに、直線でぐんぐんほかの馬を抜いていった時の爽快感も騎手と一緒に体験できるのですから、喜びもひとしお。

まぁ、逆にぐんぐん馬群に飲まれていく…という切ない追体験もできるので笑ってしまうかもしれませんね。「うぉぉ…まじかよ…」なんてね。

●オッサンたちの叫びが変わるか?!

さて、VR競馬が当たり前になってきた場合、ウィンズや場外馬券場などにいるオッサンたちのあり方も変わってくる可能性があります。

今だったらモニターを皆で見て、「このやろう!戸崎、コラぁ!させ、させえええ!」という感じでトチ狂ったかのような雄叫びをあげる風景が定石。

しかし、全てのオジさんたちにVRが配られるという展開になったとしたら、そういった風景も変わってくるでしょうね。

VRを利用していた場合、イケ!指せ!という言葉は出てこないでしょう。自分たちが騎手ですからね。となると、皆文字に表すことができない雄叫びをあげ続けるという形になりそうです。

うぉぉぉ!がぁぁ!ぬぉぉ!とりあえず、ウインズ中におっさんたちの怨念のようなうなり声が響く可能性があるのです。これ、監視員とか清掃員、ショップの人たちは怖いでしょうね…。

皆、VR用の装置を頭にかぶってうなり声を出しているのですから異様な風景です。ただ、死ねとかそういったことは言わなくなるでしょう。だって、自分が騎手ですからね。自分に死ねとはいわんでしょう、あのオッサンたちは。

●VRで変わる競馬の楽しみ!

VRが浸透している…と冒頭でお伝えしましたが、結局さほど浸透はしていませんね。

結局、ちょっとお色気系のほうで話題となりましたが、それでも微妙である…という話をよく聞いてそこまで浸透しなくなっているようです。

仕方が無いでしょうね、機材も高額ですし怪しいですし、結局準備やら何やら大変で面倒くさいですから。

とはいえ、VRで競馬の新しい楽しみ方が浸透していく可能性はあります。騎手目線ではなくても、自宅で会場をウロウロできるようなことになりそうですね。VRで競馬が変わる!そんな日を心待ちにしてみましょう!