2021年こそは競馬で勝って貯金を増やすぞ!と、思っている方も多いと思います。
そして、ハリボテもその一人です。さて、ハリボテがいつも考えるのは競馬をしているのにお金を持っている方というのはどういった生活をしているのか…ということです。
稼いでいる、競馬で大勝ちした、実家がお金持ち…。いろいろ考えられますが、じつはそうではなかったのです。ここでその秘密をお伝えしていきましょう。
●競馬に使っているのに…
競馬をやっている方であれば分かると思いますが、回収率がプラスマイナスゼロで1年を終了できる…という人は本当に稀です。
中には大穴を当てて万々歳!という方いるのですが、それでも資本金が思い切りある方だったり、まぐれなだけでありあまり参考になりません。毎回のレースに豆買いで勝負しても、おそらく多くの方は収支がマイナスになるはずです。
さて、今回主題はそれなのに貯蓄をして競馬でもそこそこ賭けている人がいる…ということです。一体、彼らはどんな生活をしているのでしょうか。
●金を本当に使わない!
こういった人たちの特徴を見ていきましょう。
まず、そもそも借金をしているわけではありません。アコムやプロミス、中小金融、街金などいろいろなところで金策したあげく生活ができている…というレベルの人たちではないことはたしかです。
しかし、飛び抜けて稼いでいるわけでもなく、一般的な稼ぎでやっているようです。中には結婚までしている方だっていますし、息子、娘もいる方だっています。
これはどういうことなのでしょうか。じつは、こういった人たちというのは競馬を楽しみにしており、余計な金を普段から使っていない…という人たちなのです。
●誘惑に強い
例えば、ハリボテはなかなかお金を貯めることができないタチです。
その理由のひとつですが、コンビニが好きだったり、毎日余計な食べ物を購入してしまう…というところです。
例えば、コンビニで朝300円を使い、お酒に500円使い、何らかのおつまみを500円使うとします。まぁ、いろいろな経費がかかり1500円を雑費として使用している計算になります。これに、飲み会なども入りますので出費はハンパではありません。
生活費にいろいろと10万円以上かかったとして、食費や保険などもあり何もしないでも20万円以上が消えて行く計算になります。そして、そこから毎日の無駄遣いです。手取り25万円の人だったらまず貯蓄はできません。
しかし、競馬で週に一度だけ3000円を使って楽しんでいる方は、毎日余計なものは買いません。
自宅で調理をしてそのあまりものをつまみにしたり、酒も発泡酒が多くても2本。さらに大量に先に買っているので1本あたり50円レベルで、日々100円程度しか使っていない計算になるのです。
●この差を見よ!
もし、100円で日々を過ごしていた方の場合は3000円です。
一方、最低でも1日に1500円を使っている人は45000円です。この45000円のほかに競馬代を捻出するわけですから、これは恐ろしい話。我々のような散財がメインで生活を続けている人は、無意味なお金を年間で54万円ほど使っている計算になりますが、節約を徹底している人は一年で36000円しか使っていない計算ができます。さぁ、どうでしょうか。
一年で支出が50万円違うわけです。さらに、競馬の時だけにお金を使っている人が大穴でも当てて見なさい。
これは、もはや我々が逆立ちしても叶わない金額を貯蓄することができる…ということが考えられるのです。10年経てば、500万円の貯蓄の差が生まれます。
この情けない話、あなたには理解できるでしょうか。坂本はつらいですし、死にたくなります。
●無味簡素な人間でいいのか?
しかし、一日100円で我慢できる人だったり、趣味の無い人になるくらいなら死ぬ…という考え方もあるでしょう。
遊び、美味しいものも知らず、ただ毎日ボケっと自宅で発泡酒で満足する。競馬の予想もムダですので無料サイトやアプリで我慢して、競馬新聞も買わず…。
なんか、ハリボテとしては寂しい気持ちになります。あとひとつ、貯蓄をするということは経済を回していないことになります。
結果、貯蓄は偉いといわれているのですが、結果的に自分だけが安心した生活を送れればいい…という考え方の縮図です。
こういった無味簡素、ただ生きているだけの人生が楽しいか?といわれてると、大変謎な気分にならざるを得ません。本当に大切なことは、人生は楽しむことです。
●とにかく勝てばイイ!?
さて、いろいろと貯蓄ができない言い訳をここでお伝えしてきましたが、ひとつハリボテが気がついたことがあります。それが、冷静になれば競馬でハリボテが勝てばいいだけ…ということです。
そりゃそうですよね…。50万円分、競馬でしっかりと当てればいいだけです。
ただ、収支をプラス50万円にできるというのは、もはやプロ中のプロ。ハリボテは、もう一生貧乏人で結構です!