競馬が好きな人は多いでしょう。

そして、ハリボテもその一人です。

まぁ、競馬好き同士が集まると予想をするのはもちろんですが、互いにこのアホらしい時間を笑いのネタとして共有し、互いを蔑みながら楽しむものです。"平日の昼間っから俺たち底辺だよなぁ!"という感じですね。

しかし、ほんとうに我々は底辺なのでしょうか…。今回、競馬こそ大人の嗜みであり、決して底辺ではない…ということを伝えていきます。

●競馬は底辺?

そもそも、競馬×底辺という語呂合わせはとても相性がよいことで知られています。

冒頭でお伝えした通り、真面目に仕事のスキルを高めるための勉強もそっちのけで遊びほうけるような大人たちです。ある意味で底辺といわれても仕方が無いかもしれません。

その証拠に、ネットでは競馬は底辺のゴラクだよね…というような感じで書き込みが数多くありますし、貧乏人たちばかりが集うゴミのような場所…というイメージで語られています。

しかし、冷静に考えてみてはいかがでしょうか。競馬は決して底辺の遊びではなく、確実に紳士の嗜みであり、むしろ上級国民のお遊びとしかハリボテは思えないのです。

なぜ、底辺といわれてしまうのか…。その理由について考えましょう。

●変なオッサンが目立つから

まずひとつ底辺とかそういったことを語られるのは、変なオッサンが多いから…ということになりそうです。

昔、このブログでも書いたかもしれませんが、ハリボテにとって貴重すぎる女性の知り合いをウインズに誘った際、その底辺オジさんたちを見て、"怖い"とふつうにどん引きされてしまったのを思い出します。

あれはほんとうに最悪でした。もっと清潔にしてほしい、屋外に出るのだからそれなりのみなりで来てほしい、とにかくふつうでいいから…と思った日はあの日ほどないくらいです。

やはり、どことなくみすぼらしい姿をしたオジさんたちが多く、とくに競馬場の最前線にははげ頭のおっちゃんたちが、"グォォォ!"と怒号を浴びせながらレースを観覧しているのですから、底辺といわれても仕方が無い部分はあるでしょう。

とはいえ、これはごく一部。競馬を楽しんでいる人はこういった人たちだけではなく、千差万別なのです。

●なぜ目立つのか?

なぜ、こういったオッサンたちが目立つのでしょうか。まず、お金をかけた勝負をしている時は相当精神的に大人の方で無い限り、本能に負ける行動を起こすでしょう。

明日は我が身ではありますが、ここで外れたら全財産が無くなる…という時であれば周囲の人へのマナーなど考えている人はありません。

そういった人たちが暴れに暴れ、馬券をゴミのようにあちこちに捨てていくのですから競馬場は汚くなります。

また、勝つことばかりを考えている人たちですので地べたに座りますし、身なりも気にせず、隠すべき場所だけを隠して競馬場をうろつき、結果それを見ている人たちが不快な思いをしているのです。

しかし、ほんとうにこれは悪め立ちしているだけです。キレイな白Tシャツに汚れがつけば、そこまでではない汚れであってもそれが汚く見えてしまうものです。

●ほんとうはスゴい高級な遊び

では、考えてみましょう。

もし、お金持ちで無かったとしても、1000円がなくなっても仕方がないな…と思える人と出会えば、"まぁ、そこまでお金に困っているという人ではなさそうだ"と誰もが認識するでしょう。

一方、"俺、ビールはいいや…。レモンサワーが100円安いからそっちで…。

あと200円高い飲み物頼んだら…明日、仕事の面接にいけねえんだ。ああもう人生面倒くせえ!おごってくれよぉぉ!"という人がいたら、"んん…こいつは大丈夫か?"と思うことでしょう。仮に、競馬場に来ている全ての人が、"俺は競馬しかない。

全て競馬を突っ込んでお金持ちになるんだ!"と考えている人であれば、このギャンブルは世界的に危険視されてしまいます。

あくまで、"、まぁ、5000円以上損したけど、遊ばしてもらったわ"という人がメインで楽しんでいる遊びなのです。逆にいえば、金に困っていないのにもかかわらず、1円を使うのがもったい無さ過ぎてどこにも遊びに行かず、守銭奴となっているような人の方がずっと底辺なのではないでしょうか。

競馬は、余裕のある人たちがメインのギャンブルであり、底辺の遊びではありません。さらに、頭を使わなければ勝てないこともあるため、かなりノーブルな遊びといえます。

ハリボテは、自分のことを底辺と自負していますが、そういった人を不快にするような人間ではありません。正直、競馬を底辺と言っている方にはぷんぷんまる!といったところですね。

●そもそも豪華

そもそも、競馬場におけるグルメは高額なものが少なくありません。

スーパードライの生ビールが700円とか平気であるレベルです。コレは底辺には楽しむことができません。競馬が趣味というのは億劫になっていた方もいるでしょう。

しかし、安心してください。あなたは競馬ができる余裕のある上級国民です。これからも前向きにやっていきましょう。