近年、“次郎系”と呼ばれるラーメンやギガ盛りと呼ばれるような大食いメニューが流行っています。
ユーチューブでも、“げっ!?”と思わせるような大量の食材を食べる動画話題になっていますし、正直どうかな…と思っている今日この頃です。
はい、ハリボテです♪さて、そんな世の風潮に逆らうような生活をしているのが競馬の騎手たちです。
彼らは、自分に甘いことはしません。常に厳しい生活を強いられています。その理由を伝えさせてくださいね。
騎手は体重管理が仕事
体重管理が仕事というと、ボクサーやモデルさん、またスポーツ選手といったイメージがあるかもしれません。競馬に関しては、馬こそが体重管理に気をつけるべきでほかにコレといったイメージを持っていない方も少なからずいるのではないでしょうか。
初心者の方はあまり注目していないかもしれませんが、じつは競馬でもっとも体重に注意しているのは馬に乗る「騎手」だったりするのです。
馬にまたがり、適当にムチを打って一着をめざすと思われがちな騎手なのですが、当然馬にとってみれば軽い体重の人の方がいいわけでレースに勝つにはデブではどうにもなりません。そもそも、騎手でクソデブを見たことがある人はいるでしょうか。
個人的には、クソデブを見る機会は相撲と興行プロレスくらいです。あ、あと近所の激安スーパーのお菓子売場ですかねぇ。とにかく、騎手は太っていると仕事にならない、というのが昔からの潮流なのです。
騎手の身長にも注目!
体重が軽い方がよい、ということになると当然身長も低くないといけません。
懐かしのジャイアント馬場さんやブッチャーさんが、身長140cmで体重40kgの人と同じ体重になる場合、完全によっちゃんいかくらい薄く細くならないといけません。
確実に、亡霊です。長身で激やせ…となると人として機能する以前の問題となってしまうことから、結局身長も小さな方が騎手としては機能しやすいということになるのです。
G1レースなどをテレビや競馬場で見たことがある方は少なくないでしょう。どうでしょうか。厩舎の人たちやオーナーさん、競馬関係者の人たちに比べて騎手というのはとても小さいイメージがないでしょうか。ほかの方が相当な爺さんだったら別ですが、そうでない場合は大抵は騎手がもっともミニマムな状態であることがほとんどです。
これは、自然の摂理といっても過言ではありませんね。小さいて体重も軽い。これが、競馬の騎手に求められるひとつの条件と言えるでしょう。
騎手は体調管理が大変!
有名騎手になるには、技術や馬の気持ちを知るための経験が必要になってきます。
いい馬に乗れたからと言って必ず勝つとは限らず、やはり騎手のレベルの高さがその勝敗をわけるといっても過言ではありません。キタサンブラックに爆笑問題の太田がふざけてのって、G1に勝つことができたでしょうか。
やはり、その馬の正確はもちろん基本の技術から応用技術に至るまで完全なるプロの技量が重要になってくるわけです。さて、そうなると競馬のプロになるためにはまず技術の向上が重要になります。
とはいえ、G1レースや中央競馬で活躍している方たちというのはある一定の技術力があるエリートです。技術を磨いているのは横一列で一緒でもあるのです。では、どこで差がついていくか…。それが、体調管理なのです。
まず、前述したように騎手は簡単に太ることができません。40kgだった体重が、次のレースの時に45kgだったら勝ち目はほとんどないと考えられるでしょう。馬にとってみれば軽ければ軽いほどよいわけで、そういった意味でも勝手に体重を増やすわけにはいかないのです。
であれば、ダイエットに力を入れれば?と、思うでしょうが筋肉も絶対に必要なので食べないダイエットは非効率的。結局のところ、引退するまで徹底した体重管理と体調管理が求められる、最強のアスリートでもあるのです。
友人がクズだった
これだけ見ても騎手という世界が厳しいもの、ということがわかるでしょう。その上に騎手になりたい人たちはごまんといるわけです。
騎手をめざしても夢が叶わない…なんて人たちがどれだけいるか、本当に涙無しでは語れない物語が今もなお続けられているのです。ハリボテの友人も騎手になりたい、ということで競馬学校を受験したヤツがいます。
いいヤツだったのですが、入学試験に合格できずクズに成り下がりました。
人から金を借り手は返さない、女グセが悪くネットで出会った主婦と何度もヤリまくる、人から借りたゲームも返さない…。
さらに、人間関係を破壊して今どこにいるのかもわかりません。競馬が好きなのに、競馬で借金まみれになっていないのに破滅したという希有な人物ですね。しかし、騎手の夢が途絶えるということはこのくらいの厳しい現実を突きつけられているということです。
アナタは騎手になりたいでしょうか。僕はなれません。なんせ、デカイし体重もそこそこあるからです。
というか、なろうと思いませんね。あれは、競馬の神様たちに選ばれた人たちだけが立ち入れる聖域です。僕のようなクズは、遠くから馬券買ってオッサンたちとぐずっているのがお似合いなのです!