競馬を知れば知るほどに、だんだんしっかりと用語を利用しながら楽しみたいと考えている方もいると思います。
今回、その方のために「かかる」という用語について考えてみたいと思います。
また、ちょっとよく分からない謎のレースを発見したので、合わせて確認してみたいと思います。
●かかるとは!?
競馬に詳しい人たちの会話を聞いてみると、かかる…という言葉が比較的多く出てきます。何となくかかる…というのは理解できるのですが、詳しく伝えてほしいと言われるとわからないことが多く、説明できない方は少なくないでしょう。
かかるとは、おおざっぱにいうと馬が機種の指令を守ることなく、どんどん前に暴走してしまっていることを指します。
引っかかる…という意味でも利用されることがありますが、とりあえず馬が機種のいうことを聞かずにどんどん前身してしまい、コントロールできなかったことを、「かかる」といわれると覚えておくとよいでしょう。
●ネガティブ一択でもない!
かかるはネガティブな意味で使われていますが、100%ネガティブというわけでもないのが大きな特徴です。
仮に、中長距離のレースだった場合はかかってしまうとスタミナが切れてしまい、最終コーナーでびりっけつに下がっていく…というのはイメージしやすい、"かかり"でしょう。
しかし、かなりのスプリンターの馬が短距離系のレースで勝負する際、明らかにゆったりとした馬よりはかかり気味にスタートした方が逆に有利な場合があるのです。
馬の特徴をどこで理解できるか、厩舎やオーナーが上手に見極めることができれば、常にかかり気味の馬でも賞金を稼ぐことができるわけです。
ちなみに、あまりにもかかりまくっている馬の場合は去勢などの処置が施されてしまうそうです。ちょっと、それはかわいそうかもしれませんね…。
●競馬場といえば…
さて、ハリボテは常にかかり気味で競馬を楽しんでいるわけですが、とくにかかってしまうのが酒。競馬場に行くとすぐに酒を飲んでしまう…という方もいると思いますが、ハリボテもウキウキワクワクしてしまう人間なのでイカれてしまうたちです。
そのため、別に何も楽しいわけでもないのに、なぜか生ビールを楽しんでしまう…というクセがあるのです。
さて、そんな競馬場における生ビールですが、銘柄の多くはスーパードライです。
KIRIN一番搾りもつよいところですが、やはり最強なのはスーパードライ!アサヒスーパードライ以外は、ビールじゃぁねえ!という方もほんとうに多いのではないでしょうか。
さて、そんなスーパードライなのですが、あったんですよね…。この最強の名前のレースが!
●アサヒスーパードライというレース
かなりマニアックなのでアレなのですが、じつは毎年9月頃に"アサヒスーパードライ"というレースが開催されています。
昨年のアサヒスーパードライは、アヴニールレーヴという馬が勝ったようです。単勝310円だったことから、とくに穴といった感じではなさそうです。
まぁ、正式的にはアサヒスーパードライカップという名前のレースだそうですが、何となく爽やかでキレ味のよい、激しいレースになりそうな予感です。
こんなレースが開催される日にアサヒスーパードライを飲まない人などいるのでしょうか!?私には理解できませんね。
●アサヒスーパードライはかかり気味!?
競馬にあまり関係ありませんが、おそらくアサヒスーパードライはかかり気味でしょう。
最初に口にふくんだ瞬間に激しい切れ味とのどごしを楽しめるものの、放置しておくと後半は炭酸が抜けてちょっとよくわからない感じになりがちです。
つまり、スタートダッシュがほかのメーカーのビールの100倍早いものの、失速も負けずと早い…という感じです。
まさか、かかるとアサヒスーパードライの共通点があるとは思いませんでしたね。ぜひ、皆さんも、"かかる"について考えてみてくださいね。