競馬で一家離散。考えただけでも悲しい気持ちになる現実ですが、なぜ一家離散にようなことが起こってしまうのでしょうか。
ハリボテは、ギャンブル依存症のことやギャンブルは脳の報酬系がバグを起こしているといったことを伝えていますが、より具体的に日常的に回避する方法はないのか、そう思っています。
そこで考えました。まぁ、実現は難しいですが、極論として参考にしていただければ幸いです。
●競馬でなぜおかしくなるの?
競馬はギャンブルです。
ギャンブル依存症の完璧な理由はわかっていませんが、基本的に繰り返される脳の報酬系への刺激により、強い刺激を求め続けてしまうことが要因だといわれています。例えば、Aというレースに100円を賭けた際、1万円を儲けられたとします。
その時、"は!?嘘でしょ?こんな奇跡ってある!?"といった感じで、脳が今まで感じたことのない興奮刺激を受けることになるのです。
すると、"ああ…あの気持ち良さを味わいたい"ということで別のレースに参加し、お金を賭け続けます。ここで負け込み、"競馬は勝てないんだ"と思える人であればいいですが、中には中途半端に勝ち続けてしまい脳内に異常が発生。最初に勝った時の刺激に馴れてしまい、より強い刺激を求めるため散財してしまうのです。
●問題はここではない
と、まあ一般的に言われているギャンブル依存症の流れについてお伝えしたわけですが、これは要因であって、これをとやかくいったところで制度自体を変化させなければ意味がありません。
なんと言っても、ギャンブル依存症は病気であり、"破滅するからやめておけ"といっても本人はやめることができないからです。
ギャンブル依存症やギャンブルで一家離散をしてしまうような人は、じつはギャンブルが好きではありません。できればしない方がいい、お金が無くなって辛い思いをするのは自分だ…。
このことをよくわかっています。こち亀の両さんのように、100円だってやろうとすれば100万じゃ!というような発想ではなく、やめたいけれど競馬に手を染めてしまう、いわばアルコール依存症と一緒なのです。
まず、今ギャンブル依存症などで苦しんでいる人を救うのは競馬の改定ではなく、本質の治療です。ハリボテがここで伝えたいのは、これからギャンブル依存症を出さないこと。これを伝えたいわけです。
●厳しい審査の口座作戦
JRAは、国の事業です。
だからこそ、ギャンブル依存症が出てしまいます。儲けに走る民間企業は攻撃されがちですが、本当に怖いのは国の運営。
とにかく、国の運営というのは節税対策などをする必要がなく、売上をがっつりと国庫に納めることができることから、稼げるだけ稼ぐという鬼のようなやり方で運営されています。つまり、ギャンブル依存症には注意ですといいながら、実際にはガンガン競馬を推進し続けているという意味の分からないことをやり続けているのです。そこでハリボテは思います。
思い切って、審査ありの厳しい口座管理で競馬を運営するという案。一体、どういうことなのかお伝えしましょう。
●競馬専用口座以外で楽しめません
例えばこうです。口座を作る上でちゃんとした人間であること、仕事もちゃんとしていること、まぁ消費者金融の審査レベルで融資OKであれば口座が作れるといった形のものをつくります。JRA口座といったところでしょう。そして、そこにマックス入れられるのは月に1万円のみ。
そう、1万円以上を突っ込みたくても月々1万円が限界なのでそれ以上は入金できない仕組みにするのです。さらにこの口座から個人情報など精査があった上で、審査通過の人しか競馬に賭けることはできません。
つまり、口座を持っていない人は現地もネットも使えずに指を加えて見ているしかない、ということなのです。もちろん、マイナンバー的な感じで競馬場にもそういったものを発行しないと入れず、口座を持つためには郵送や嘘を防止するために防衛省長官に一人ずつ挨拶しなければなりません。
仮に、これを守らなかったら永久追放とかそういったことではなく、死刑。もちろん、家族全員と大切な友人も死刑に巻き込まれます。
●そこまでしなければ意味がない
これはあまりにも突飛な発信です。あり得ないですし、反発がスゴいでしょう。
当然JRAの収入も激減してしまいますし、レースも開催できずごくわずかなレースでしか勝負できないことになります。でも、考えてみてください。これ、競馬のレースが減ったところで私たちの人生に何らかのデメリットはあるでしょうか。
日本人の何割が毎週競馬をしているのかと考えれば、一部の人が散財しているだけでおそらく日本人のほとんどは競馬をしていません。誰もJRAが無くなっても困らないのです。
まぁ、ハリボテは困りますけど、依存症を無くしたいのであればそれくらいしなければ意味がありません。さぁ、皆さんはどうでしょうか。ハリボテは思っています。こんなことになっては…困る!!とね…。