誰もが知っているあの男。
まぁ、大きな話題になりましたよね…紀州のドンファン。結局、金と女だけに溺れた人生ということで切ない最後となってしまったわけですが、調べてみると競走馬にも"ドンファン"という名の馬がいました。
ドンファンは女性をはべらしまくる男ですので、さぞかし勝ちまくって稼いでいた馬だったに違いません。
さぁ…ドンファン。どんな競走馬だったか、がっつり紹介していきましょう!
●このスペックはアリか?
さて、ドンファン。だいぶ昔の選手で」、生年月日は2009年5月27日。なんと所属していた厩舎は存在しない無所属だったという、かなりのハードボイルドな馬です。
さすが、ドンファン!
さらに、馬主の名も「組)ジェントルマンホースクラブ」ということで、ドンファンの名にふさわしい名の馬主。
ちなみに生産者は桑田ファームで、父がスウェプトオーヴァーボード。母はベルベットブルーで、あのバブルガムフェローが絡んでいるということで血筋も悪くない!
ドンファンの名に相応しい、そんな成績を残しているはずなので見ていきますよ!
●ん…?
ドンファンが出走したレース数、なんと…4レース!あれ…4レースて。
いや、中には強過ぎた結果事故を起こしてしまって引退したという可能性はありますよね。調べてみると、競馬場は全て園田。JRAの地方でもなく、地方競馬ではないですか。
名前だけ聞けば、G1レースなどでいい成績を残すどころか、牝馬をメロメロにしたり、馬主の会社がウハウハかと思いますよね?
おかしい、これはおかしいです。さらに深く調べてみると初出走は、「JRA認定ファーストトライ競走認初2歳登録馬」。その時には1番人気であったものの、惜しくも2位ということで惜敗。
しかし…その次のレースからどんどん順位を下げていき4レース目の「JRA認定セカンドトライ競走認未二2歳登録馬」で4番人気でありながら11着。あまりの弱さに即刻引退していたのです!
●40万円なり!
競走馬は儲けてくれるイメージがあり、すごい馬は億単位で稼ぐので馬主は嬉しくて仕方が無いでしょう。しかし、ドンファン。
いや、北海道浦河郡浦河町が出身なので北海道のドンファンと呼びます。
生涯の獲得賞金を確認すると、40万円でした!
よ、よ、40万円!?これ、ある意味で最強です!一体、ドンファンにいくらかかったのでしょうか。
大赤字とはこのこと。やっぱり、ドンファンなんて名前をつけるものではないですね、呪われていますよ。