皆さんは競馬を辞めようと思ったことはないでしょうか。
毎日競馬のことを考え、週末に勝った負けただのドラマを楽しみ続けたギャンブラー。
お金の問題もあるかもしれませんが、これを見ている方をついにこのギャンブル生活に終止符を打つ日がやってくるかもしれません。
そんな時、自分だったらどのような言葉を仲間にかけるのでしょうか。ここでは、競馬人生を終える時にしたい挨拶の仕方を考えます。
●競馬を辞めるとは?
そもそもギャンブルに卒業はありません。
20歳未満の方はダメという入口の決まりはありますが、出口はないため100歳を過ぎてもギャンブルは可能です。
そもそも、死に際の遺言で、「有馬記念 3軸で 4-5 5-8 -2-3 各10万円ずつ」と伝えてもいいわけですから、ある意味でこの世を去った後でもギャンブルは続けられるわけです。
まぁ、ガイキチですが…。
つまり、競馬などギャンブル自体は辞めなくてもいいですし、お金が続くのであれば死後遺言で続けてもいい。それを辞めるということは、本当に断腸の思いであることは間違いないでしょう。
●解放か!?
競馬を辞めようと思っている方の多くは、お金が無くなったとかつまらなくなったとか、ざっくりとそんな感じだと思います。
ただし、後者はただ予想が当てられなくなったとか、家族が増えてギャンブルに回せるお金が簡単に出せなくなったなどネガティブな辞め方なので少し今回伝えたい内容とは違います。
ある意味、今回伝えたいのは卒業といったイメージでの辞めるです。例えば毎週末の競馬のためにデータを集めたり、お金を考えたり、人と会ったりしたかもしれません。
そして、投票した馬券を握りしめながらテレビや直接競馬場でドキドキしながらその結果を待つ…。泣いた日もあれば笑った日もあるなど、思い出が数多く存在していたはずです。
しかし、負け続けたりデータを集めている時間、競馬についてアツく語る自分を演じ続けるのは大変もあります。要するに、「競馬は最高に楽しい。しかし、そろそろ現役は疲れたしまった…。
熱を持っている人たちが自分たちにも多くいる。自分は、この楽しい時間からそろそろ卒業しなければならない…」。
こういった思いから競馬を辞めるということ…。解放されるための辞めたいと考えてください。
●言葉を伝えたい
ギャンブルを辞める。負け込んだ時、偽物ギャンブラーが口にしやすい言葉です。
それはいいです、どうせ辞めないことを知っていますからね、仲間や家族も。しかしガチで辞めるというのであれば、そういった中途半端な発言ではいけません。
とはいえ、土下座しながら泣きながら、大声で、「おいら競馬やめるっちゃぁぁぁ!」と伝えても、「まぁ…気分があらぶっているだけだから。明日になったら競輪やオートレースまでやってるかもなww」と、バカにされて終わりです。
だからこそ、本当に相手が「げ…こいつ、ここまでガチかよ…」といった気迫の言葉が重要になってくるのです。
●これがおすすめ
競馬を辞める際の言葉。俺はもうだめだとか、飽きたとか、解放されたいとか、あまり赤裸裸に語るのはよくないかもしれません。
そもそも、伝える仲間の中にはこれからも付き合う人もいるわけですし、失礼にならない挨拶が必要です。
そもそも競馬をこれからする人たちを下に見るような、敬う気持ちのない挨拶をする人は嫌われてしまうので絶対に注意。
と、いうことでハリボテが考えた競馬を辞める上での挨拶をお伝えします。
春うららか季節となりました
皆様にはお変わりなくお過ごしのことと、
ガチでガチでお慶び申し上げます さて私ことハリボテは、
この度4月4日を持ちまして競馬予想を卒業することになりました
思えば永い歳月 競馬に関係する皆さまには公私にわたり
一方ならぬ温かいご指導ご厚情を賜りましたこと
ここにここに…ガチでガチで謹んでお礼申し上げます
これからは競馬で学んだ数々の思い出を大切に
爽やかに伸びやか、そして穏やかに「意味のある日々」を送りたいと思っております
皆様方のご健康、そしてご多幸を心からお祈り申し上げ
お礼のご挨拶とさせていただきます
かしこ!
令和3年吉日
●やばくね?
この挨拶をもらったりした場合、ここまできたら本気で競馬をやめるんだ…と誰もが思うはずです。
そもそも、この文章の中で出てきた「意味のある日々」を送りたい、という一文に全てが詰め込まれています。
暗に競馬をしている人たちが意味がないとはいっていませんが、こういった人としてまともな道を歩みたい…といった思いをしっかりと文章の中に入れこむことは、メッセージを受け取る側にも強いインパクトを与えます。
むしろ、ここまで頑張って挨拶を作成していかないと意味がないのです。
●新しい自分へと進もう!
新しい自分と対峙したい。
そんな時には競馬を卒業するというのもひとつの手段でしょう。
ハリボテはしませんが、ガチで辞めるならこのぐらいの勢いでいきましょう。