おはようございます!ハリボテです!
さて、競馬で皆さん負けることがあると思いますが、自分ではなく大負けした友人などが近くにいる人も多いのではないでしょうか。
どうでしょうか、その人の顔。ブサイクとか目が死んでいるとかではなく、「老け込んでいる」といった印象はないでしょうか。
「アイツは昔からフケ顔」ということではなく、じつはお金のストレスは人間を強烈に老け込ませるそうです。
その理由、対策をおつたえします。
●なんか老けた…?
例えば貯蓄が100万円ある人が1000円で馬券を購入し、負けたところで顔面蒼白ということはありえないでしょう。
「ちくしょう!ビール代にでもすりゃあ良かった!」程度なものです。
しかし、借金を返済したら家賃が払えないギリギリの生活をしている方や使ってはイケナイお金に手をつけた方が1000円負けた場合、やや気持ちは変わります。「やべ…」と、一瞬血の気が引くことでしょう。
しかし、この程度であればまだマシ。負ける人は数万、10万円以上1日で負けることもあるため、ガチで顔面蒼白となり強いストレスを受けます。
朝意気揚々とした顔付きの友人が大負けし、帰りの電車で10歳老け込んだような顔つきになっているところを、何度も見てきました。しかしこれ、科学的に証明できるのだそうです。
●経済的不安は老けが加速!
海外の専門誌「リサーチ・オン・エイジング」によると、経済的不安を抱えている方とそうでない方では顔つきにかなり違いが出てしまうといった研究が示唆されていました。
その双方を追跡調査し、顔つきを常に写真でチェックした結果わかったことだそうですが、人間ストレスの中でも経済的不安がもっとも深刻なダメージを与えるという結果が出たのだそう。
さらにその経済的ストレスを強く感じている4人に1人は、心的外傷後ストレス障害(PTSD)に似た症状を訴えているというのですから…驚きです。コレが競馬の負けとどう関係するのかわからん…という方のために、詳しく解説していきます。
●心的外傷後ストレス障害(PTSD)では?
大負けした時、大喜びする人はいません。バグですね、頭が。
しかし、そこからすぐに立ち直る人とその負けをずっと引きずって暗くなる人に分かれ、後者がぐっと老け顔になっていくと考えられます。
おそらく競馬で大負けしたりして老け顔になる人は、心的外傷後ストレス障害(PTSD)と近い状況に陥っているかもしれません。
ひとつ、PTSDは通常の範囲を超えた極端なストレスを体験した後、関連しない出来事などからその時受けたストレスがフラッシュバックし、脳内で追体験という形でストレスを受ける症状なのだそうです。
競馬で大負けした時におかしくなる人は、おそらく「お金に苦労した時の苦しい日々」を一瞬フラッシュバックしてしまい、ダブルのストレスを受けて落ち込んでいると考えられるのです。
●元々の金持ちは落ち込まない
その証拠に元々のお金持ちは大金を失ってもさほど落ち込みません。
なぜなら、貧乏を知らないからです。お金が無い状態を体験していないため、フラッシュバックしようがないというわけです。
一方、貧乏で苦しい思いをした人は手元にある数万円が吹っ飛んだ際、「やばい…あの日に戻ったらどうしよう」と急激な不安に襲われ、ダブルのストレスを受けるわけです。
●厄介なのは依存
"そんな負けるのが辛いのであれば、競馬などしなければいい"と思われる方もいるでしょうが、そう簡単な問題ではありません。競馬にハマっている方の多くは、重度ではないものの競馬依存症になっています。
これは自分の意思というより脳の働きが作用してしまうことから、ちゃんとした病院で検査されない限りなかなか抜け出すことはできません。あれだけ負けてストレスを受けたのにもかかわらず、またそこに戻ってきてしまう。
お酒で大失敗をした人であっても、未だ飲み続ける状況と一緒です。"辛さより、快楽を脳は選んでしまう"というわけですね。
これが、正直もっとも厄介なのです。
●思い切って貧乏を楽しむ
これに対処するためには病院通いがもっとも有効ですが、自分でできる治療法は思い切って貧乏になることです。
そして、その貧乏を楽しむ生活をしてしまい記憶を塗り替えましょう。
金がなくてもメチャクチャ楽しかった、むしろあの時に戻りたい。なまじ金をもっていた方が守りに入ってしまい、不安だ!
というくらいのレベルにまで自分を高められたら大成功。間違いなく、競馬で大負けしても笑って済ませる人間になっていることでしょう。
●当てればいい
とはいえ、もっとも早いのが馬券を当てればいいという方法です。
結局負けなければいいだけであり、当たれば不安になりません。ただし、大金を賭けるのではなく小額で勝ち続け自信をつけること。
これが重要です。100円なら負けてもいたくないはずですからね。まぁ、偉そうなことを言ってますがハリボテは死ぬほど老け顔です!