何事にもトラブルはつきもの。

不謹慎ながら当事者がふざけているわけでなく、本気であればあるほどそのおもしろさが際立ってしまう…というジレンマもあるようです。

さてさて、ハリボテです。なんか、一日中眠て苦しいんですが、これから何かトラブルを起こしてしまいそうでアセアセ汗ですよ!さて、話を戻します。

競馬でもいろいろなトラブルが起きているようで、何とも笑ってしまう事例もあります。ここでは、ハリボテがおもしろいと思った競馬トラブルについてお伝えしましょう。

何も見えねえ!

競馬は台風など荒天である場合は中止となりますが、多少の天候悪化の場合は開催されます。高校サッカーは冬シーズンなので雪でも試合が行なわれますが、競馬もそれ同様に雪だろうと雨だろうと激しくレースが開催されています。

さて、そんな競馬だからこそのトラブルがあったのでご紹介します。

それは、1996年のバイオレットステークスというレース。その日は、相当雪が降っていたのですが、吹雪がすごく視界がとても悪い状態でした。馬や騎手は前がある程度見えていたと思いますが、見えていなかったのはテレビカメラ。なんと、ほとんどの何も見えないままで放送が行なわれてしまったのです。

実況の方もレースがスタートしたと思ったら、「ほとんど何もみえません」というなぞの実況。

こういったレースだったら、恐らく普段競馬を見ない方でも見てしまうと思いますが放送の意味がありません。いや、これをリアルタイムで見ていた方は本当に笑ったでしょうね。最高のトラブルです。

笠松トラクター事件

ハリボテは中央競馬専門ですので、地方競馬はあまりタッチしないのですがどうしても外せないビッグトラブルが発生していたのでお伝えさせてください。

これは、笠松競馬場での事件。とある競争において、普通に競馬が行なわれていたのですが最終コーナーを曲がった直線で整備用トラクターが侵入。

なぜか、普通にレース中に整備を始めるという意味がわからな過ぎる事件が起こっていたというのです。

動画も残っているので見てみると、最終コーナーまでは別に普通のレースなのですが、最後の直線で整備用トラクターが二台困ったようすも感じられず、普通に整備をしているのですから驚きです。

とある馬がぶっちぎりでトップになったのですが、ほかの馬にとってはメチャクチャ進行の邪魔。結果的に、このレースはナシとなったのですが、当然勝ち馬券を手に入れた購入者は激怒!相当クレームが入ったそうですね。

ただ、整備用トラクターにお咎めがあったかは不明。ヤツラは一体何をしたかったのでしょうか…。

奇跡の逆走!

中央競馬には障害レースというものがあり、こちらに熱を上げている方も少なくないのではないでしょうか。

さて、そんな障害レースですがいつの日か謎の珍事件が起こっていたことをご存知でしょうか。

それが、まさかの逆走です。3分ほどのレースなのですが、序盤は全馬普通に障害レースを真剣に走っています。しかし、またもや最終直線で事件が起きません。

残り200mを超えた頃、なぜか手前の画面に逆走している馬が突っ走っているではありませんか!

実況の人はさすがにそこに突っ込むことはできないので、レース展開をアツく実況するわけですが放送を見ていた方は目を疑ったでしょう。

“ちょww今、馬逆走してなかった!?ww”と。ほかの馬の正面を逆走して突っ込んでこなかっただけよかったですが、なかなか激しいレース展開となっていたことは確かです。

こんなところにハリボテはいたら、笑い過ぎて死んでいましたよ。

周回を間違えた珍事件!

これは案外有名なトラブルですので知っている方もいるでしょう。さて、その事件は2018年に開催された新潟6R、3歳上500万下戦で起きました。

ダート2500メートル戦という、なかなかの耐久レースだったようですが、山田敬士騎手がバグったことをしてのけたのです。

まず、2500メートルですので1週目でレースは終わるはずがありません。しかし、山田敬士騎手は勘違いしているため、なぜか1週目の直線で半端ではない力で手綱をしごいているではないですか。

ほかの選手も、“何だ!?ここでスパートかけるとか、マジで新しい作戦過ぎる!”と戦々恐々としたかもしれません。

当然です。一周目なのにも関わらず、全力を振り絞って馬が走っているのですから何が起こったのかわからない人ばかりだったでしょう。結果、一周目を終えると山田敬士騎手は手綱をゆるめてのんびりしています。

しかし、なぜかほかの馬は一生懸命レース中。“が、が、が!やべえ!”ということで山田敬士騎手も馬を激しくムチ打って走らせるわけですが、馬は疲れ切っているのでスピードが出ません。

競走距離誤認騎乗というバツがあり、山田騎手はそこから3ヶ月間の騎乗停止処分に。可哀想ですが、復帰後の初勝利は同じ馬のオーナーさんの馬だったようですね。よかったですよ。

まだまだあるぞ珍事件!

競馬というのは、毎回ドラマがいろいろと起こるギャンブルです。ここで紹介したトラブルなど、まだまだ本のひと握りにもならないでしょう。

ただ、これでわかるのは競馬はガチであること…です。出来レースであればトラブルは起こりません。ハリボテは、競馬のトラブルを心の奥底から愛しているのです!