競馬にまつわる情報の中には、案外ファッションに関連するものも少なくありません。
しかし、それはまともな方ではなく、“なぜ、競馬馬に来るオッサンたちはこんなファッションをしているのか…”というような半ばバカにしたような内容であることが多いようです。
あ、ハリボテですぞよ!まぁ、今回はこんな感じで競馬場に来ているオッサンのファッションを調査している報告についてまとめてみました。
ハンチングは少ない
競馬をはじめとしたギャンブル好きのオッサンというと、ハンチング帽が定番というイメージがあります。
競馬場にいるオッサンとか予想家など、そういった人のファッションを想像すると確かにハンチングをかぶったオッサンの想像ができます。
恐らく、英国紳士から着想を経た漫画家や映画のスタッフがそういった擦り込みを我々にしているだけで、現実にはあまり見ることがないのが実態です。
もちろん、一部いるのですが訪れているオッサン全員がハンチングということはまずありません。ただ、帽子率が高いことは間違いありません。
キャップやニット帽は多く、ハットも多く見かけます。とりあえず、薄毛を誤摩化していることも関係しているでしょうし、何か隠したいものがあるのかもしれませんね。
フィッシングベストはマスト
とあるサイトでも話題になっていましたが、ギャンブルをやっているオッサンたちにフィッシンングベストは、マストバイアイテムなのだそうです。
競馬場やウインズなど、こういった場所は手荷物が案外増えてしまうデメリットがあります。
例えば、馬券を投票するためのマークシートを入れておくポケットは必ず必要ですが、普通のパンツのポケットでは縦長過ぎてはみ出てしまいます。上級者はカーゴパンツを穿いてくるようですが、まぁそれでも取るのが面倒です。
やはり、そこはフィッシングベストでしょう。赤ペンや馬券、さらに新聞やメモ帳なども必要ですので、これらを直ぐに取り出すための機能性を求めたらフィッシングベストはマストバイであることがよく理解できるのではないでしょうか。
ちなみに新聞を入れておくこともできますが、プロオヤジたちはリュックに入れているようです。かさばるので、そういった使い方はしないようですよ。
ファッションの傾向はわからない?
いろいろと調べた結果、何となく傾向は出てくるものの完璧にカテゴライズするには難しいことがわかりました。
しわくちゃのMA-1風の生地の薄いブルゾンにポロシャツ、スラックスに東京靴流通センターで売っていそうな革靴といった人は多いですが、競馬場にかぎったことではありません。
近所の自治会風景などを覗くと、そういったオッサンはたくさんいます。というか、ジイさんですかね。
そういった人たちを避けてウォッチングすると正直ファッションについて興味が無さそうな人や、自分では格好良いと思っているちょい悪な不潔ファッション、上下スウェット、異様に派手なTシャツとデニムパンツといった玉石混淆な状態です。
ハリボテもファッションについて人にあれこれいえる立場ではありませんが、彼らは取りあえずメチャクチャです。誰も止めることはできません。
もう好きにさせてほしい!
競馬場やウインズにいるオッサンたちは、確かにギャグネタとしては格好の獲物です。
しかし、人に迷惑をかけているわけではありませんし、放っておいてあげてもいいのではないでしょうか。そもそも、傾向がわかったところで誰になんのメリットがあるのでしょうか。
ハリボテは、自分でそんなことを思いながら悲しい気持ちになってしまいました。もう、フィッシングベストを購入してウインズに寝泊まりします。