競馬に勝っている方とそうでない方。何が違うのか…という問いはさまざまあります。
データの見方が違うとか馬をどれだけ知っているとか、いい予想家を知っているとか…まぁ、いろいろです。
しかし、一部の人たちからいわせると勝ち続けている人は「収支」をしっかりとつけており、それに則ってギャンブルで勝負しているといいます。
収支をつけることがなぜ大切なのか考えていきましょう。あ、ハリボテです♪
回収率の計算
競馬でもっとも大切だ、といわれているのが回収率です。
回収率とは、自分がギャンブルを続けている中でどれだけ掛け金が戻ってきているか…という割合をさしています。
例えば、10万円を月にギャンブルに突っ込んでいるとして、8万円分しか戻っていなければ回収率はマイナス2万円となります。
8万円も当てることができた!というと、何ともすごいイメージがありますが、実は10万円賭けていれば大負けしている…といっても過言ではないわけですね。
基本的に、回収率は%を利用して計算されており、120%であれば回収率プラス20%、80%であればマイナス20%という計算になります。
ただ、パーセンテージで計算するとややこしくなるという方もいるでしょう。これは別に難しいことではなく、払戻金を競馬に突っ込んだ金額で割ればよいだけなのです。
とはいえ、問題は外れたものもしっかりと突っ込んだ金額の方にプラスすること。負けたお金はなかったことにしていたら、一生まともな回収率の計算をすることはできませんからね。
回収率をアテにする場合
さて、回収率は基本的に自分の収支を知るために必要なデータといえます。
自分はどれだけ競馬でいい思いをしているのか、はたまたどれだけ競馬で人生を闇深くしているのか…というところです。しかし、回収率というのは予想家さんを見定めるためにも案外重要な指標になってくるので知っていると便利です。
回収率が高い予想家さんの予想をベースに自分もレースに臨めば、もしかしたら回収率が全体的にアップする可能性がありますからね。しかし、ここで注意しなければいけないこともあります。
どういった計算で出しているか!?
回収率といっても、その人がどういった計算方法でそれを出しているのか考える必要性があります。
例えば、A君はレースを月に1回だけしかやっておらず、掛け金も毎回100円だけだったとします。そのA君は、毎回平均で200円払い戻されていたとすれば、1年12レースで回収率は200%となります。200%は大もうけですし、すごいことです。
しかし、A君の儲けている金額は1200円です。年間1200円と考えると、どうしたものかな…と思ってしまいますよね。さらに、負けた金額を回収率に含めていない可能性だってありますので注意です。
一方、B君は毎週レースをして多い時には15000円くらいをつぎ込んでいるとしましょう。
勝つ日もあれば、負ける日もある。競馬ですので、勝ち続けるなんてことはほとんどありません。最終的に回収率は120%。まぁ、勝っているのですしいいのですが200%に比べれば見劣りします。
しかし、年間で負け戦も含めて50万円投資していたとしたら、20万円は勝っているわけです。1200円のA君とは大きな違いですよね。
回収率は正直、自己申告制であるが故に誰が本当のことを言っているのかを把握するのは困難といえます。
できれば、負け戦も含めながらリアルな回収率を提示している予想家に乗っかった方が逆に儲かるような気がしますがね。
回収率を計算したい人は?
回収率をいちいち計算する、ということはかなり大変です。
ネット上では、回収率を計算するためのエクセル表の作り方…というものなども見受けられるのですが、そこまでやっている人は少ないのではないでしょうか。
むしろ、業者です。競馬ファンのほとどはオッサンですし、ハリボテのような学がないような人間です。
作り方はさほど難しくはないのですがそれでもPCを持っていない人、エクセルを使えない人なんてごまんといます。
仮に作れたとしても、PCを毎回開いて打ち込んでいく…という人は本当にごくわずか。天才データ肌の人くらいしかいないのです。
アプリを使う
さて、実は世も末なのですが競馬収支アプリなるものが存在しています。ここは、自分が賭けた馬券の金額を打ち込み、さらに回収した払戻金を打ち込むだけで簡単に回収率を計算してくれるという優れものです。
なかには、パチンコやスロットも計算できるものもありますし、棒グラフなどにして自分のギャンブル収支率をチェックできるアプリまであります。
また、Club APATから買目情報を仕入れたり、レースごとの情報をウェブから引っ張ってきてくれる珍しいアプリもあるようですね。
ここまでして競馬したいか…と思いますが、ハリボテも早速使ってみたいと思いますよ。
回収率はバカにできません!
回収率これは、バカにできません。一年いや半年間。面倒ですが、回収率の収支をしっかりとアプリにでも打ち込んでみてください。どれだけ自分が競馬に向いているかいないか、どんどんわかるようになるはずです。