ハリボテは競馬初心者です。間違いなく、競馬初心者です。

往年のうんちゃら…というレースを目の当たりにできた人たちを本当に羨ましく思っています。とはいえ、今回は間違いなくそういったレースを目の当たりにできました。

それが、令和初の有馬記念です。ハリボテは、しっかりと負けてしまいましたが、“競馬は奥が深いなぁ”と思わざるを得ないレースだったと思います。その理由をここで赤裸裸にチェキラ~していきたい思います。

一番人気はダントツのアレ!

競馬ファンであれば誰もが覚えているであろう、令和初の有馬記念。

この有馬記念は久々のアーモンドアイが走るということで、驚くべき人気と注目度の中でレースが行なわれました。当日はあいにくの空模様になっており、気温もぐぐっと下がってしまったことから、“何かが起こる予感”がハリボテもしていました。

さて、そんなアーモンドアイですが、やはり多くの人たちがこの馬に一年の最後のレースを賭けていたようです。

二番人気のリスグラシューは5倍以上で、アーモンドアイは1.5倍ほど…。年齢などが関係のない有馬記念というG1レースにおいて、久々に必勝馬が出てきた事は久々に競馬ファンも心を震わせることになったのではないでしょうか。

異例の大敗!

さて、レースがスタート。アーモンドアイは悪い状態ではありませんでしたが、2000mを超えたあたりから多少疲れが見えたのか、ぐんぐんと順位を下げていきます。

恐らく、なぜこんなことがおこったのか…と思って体が震えた方も多いと思います。

なんせ、あのアーモンドアイがガッツリと順位を下げており、その理由もその時は一切理解できないほどの遅れだったのですから…。

そして、最終コーナをまわった時にはもはやアーモンドアイの姿は先頭集団からほぼ遠いところに…。結果的に、1着はリスグラシューで2着はサートゥルナーリア、なんと3着ワールドプレミアというユニークな結果に終わったのです。

いや…リスグラシューは強かった。本当に素晴らしい。感動に値するレースだったことはいうまでもないでしょう。

しかし、不安なのはアーモンドアイ。9着に終わったということで、ファンの多くも“この負け方は不安になる…”といっているほどでした。一体、何が起こっていたのでしょうか。

データがものを言ったか?

さて、今回レースに関して騎乗していたルメール騎手がコメントを出していました。「最初のスタンドでスイッチが入った」と。そして、そのあとで冷静さを欠き疲れが出てしまった…ということです。状態もよかったそうですが、リズムがよくなかったということです。

確かに、全くその通りなのですが後日談としていろいろな人がアーモンドアイについて語っていました。

じつは、発熱の後のレースということに加え、中山競馬場は初、そして2000m以上の距離を今年は走っていない…というのです。

皆さんもわかっていたことかもしれません。

当然、競馬ファンは中山初ということで、吉とでるか凶と出るかを考えていたことでしょう。

ただ、やはり距離。デイリーによると、馬はある程度同じ距離を走るとその距離でかたまってしまう…。それ以上長い距離は厳しいのではないか、というのです。

もし、このデータをしっかりと鵜呑みにして勝負に出ていればオッズなども変わったかもしれません。とはいえ、競馬ファンとして久々の名馬であるアーモンドアイに全てを託したくなる気持ちもわかります。いやぁ、良いレースでしたね。興奮してしまいました!

データの大切さを知る

今回の有馬記念で競馬はこうでなければ!と思った方もいるでしょう。

さらに、がっかりして競馬なんて絶対に当たらない、勝てない…と嘆いた方もいるでしょうか。ハリボテは浅草のウインズに朝っぱらから行っておみくじ馬券も購入。

あり得なさ過ぎる穴番号が大量に出てきて、かすりもしませんでしたが競馬はそんなものです。ただ、50分で売り切れたんですよ、アレ。

不思議な世界ですな…。まぁ、人それぞれいろいろな思いがある中でハリボテは思いました。案外、データは必要だということです。今回の鍵は確実に、距離でした。

ダビスタをしていた方であればわかりますが、2500メートルで勝つのは容易ではありません。

2000mはかろうじていいのですが、2500mという距離はすでに長距離系の馬であり、菊花賞レベルなわけです。それを考えると、やはり今回のアーモンドアイは厳しいのは致し方ないですね。

むしろ、9着でもすごかったと考えることもできるかもしれません。予想家の意見を鵜呑みにしてはいけませんが、やはり大きなレースの前は信頼できる予想家やアプリ、メルマガでじっくりとデータをチェックしておくことが大切になってくるでしょう。

来年の有馬も楽しそう!

令和初の有馬記念は終わりました。

来年はどんな馬が走ってくれるのか今から楽しみで仕方がありません。ハリボテは、令和2年もどんどん競馬に詳しくなっていきます。ビギナーもプロも関係なく、皆で競馬を盛り上げていきましょう!