ハリボテです!

競馬というのはギャンブルであり、その時々の運勢を占うおもしろい遊びです。

大人の遊び、ということで多くの方が毎週のように中央競馬にお金を贈呈しているわけですが、正月は特にその金額が増えることで知られています。基本、もっともお金が動くレースはG1レースなのですが、それに負けず劣らずのレースが「中山金杯」。

ハリボテも大好きなレースのひとつですので、ぜひ紹介させてくださいね。

歴史あるレースです!

「中山金杯」は、京都金杯と同様に一年で一番最初に開催される重賞レースとして知られています。

要するに、今年の競馬運勢を占うための運試し的なレースとしてファンから愛されているレースのひとつです。「中山金杯」は、1952年に創設されたレースであるため、2020年となった今の時代から70年ほど前に生まれたことになります。

70歳といえば小田和正さんなどが思い浮かびますが、そう考えると昭和も平成も令和も見守り続けてきた由緒正しきレースであることがわかります。

さて、じつは前述したように京都でも金杯が開催されていますが、見分けがつかなかったことから「中山金杯」と「京都金杯」という二つの名前にわけられたとされています。

最初は、双方に金杯だったというこですね。まぁ、なんか分かれていると楽しいですよね、関西、関東といった感じで。

とにかく金杯は、関西と関東の年明けを告げるレースとしては、本当にふわしいめでたい名前のレースなわけです。

芝2000のキリよい数字!

「中山金杯」は、1月の1週目の日曜日に開催されるレースで、中山競馬場のこけらおとし的な存在となっています。

多くの競馬ファンがこの日を待ちわびているといわれており、競馬場やウインズで常連オッサンたちが「おお、あけましておめでとうございます!今年も、万馬券&回収率高めてまいりましょう!」とご挨拶し合っている風景が想像できます。

さて、「中山金杯」は芝2000mというキリのよい数字のレースです。ただ、当初はなぜか2600mという中途半端な距離だったといわれています。なぜか、1961年から2000mになったそうですがキリが悪かったのかもしれませんね。

2000mの方が見やすいですし、何か予想もしやすいという部分もあったのでしょう。今では、これが当たり前になっているので当時レースで勝負していた人たちの話を聞いてみたいところです。

先行馬で勝負!

「中山金杯」は、先行馬が有利なレースとして有名です。

高低差があるコースということもあってか、先行型の馬が勝つ傾向にあるようで、新年早々予想しやすい展開が期待できそうです。ただ、先行であってもスタミナのある馬が狙い目。

急坂が二度あることから、タフでスタミナも兼ね備えている馬だといいかもしれません。

こんな馬は恐らくアーモンドアイしかいないでしょう。まぁ、有馬記念の話は気分を害する人も多いと思うのでやめておきましょうか。

意外に地味な賞金!

「中山金杯」に出場するというのは、ある意味で正月出勤的な感じです。

騎手たちにとってもお年玉的な賞金であればいいのですが、案外安い金額となっています。1着が4100万円ですので騎手の取り分が5%だとしたら…200万円。いや…大金でした!失礼いたしました…。

まぁ、5位に入っても410万円が賞金ですので20万円。なかなか儲かるレースのようですね。

とはいえ、騎手が儲けても我々には1円も入ってきません。知っても意味がなく、悔しいだけの情報を提示してしまいました。

狙い目タイムは2000mを2分以内!?

「中山金杯」は、過去のレースで大抵2分くらいで1着がゴールしていることがわかっています。つまり、2000mを2分以内で走れる馬だったら買い目であることが理解できるでしょう。

さらに、冬場の寒い時期にそれだけのタイムを過去出しているとなると、もう間違いなく狙い目です。しかも、それが先行馬だったら期待も特大!このブログが出ている頃にはすでに勝負は決まっているでしょうが、皆さんはハリボテよりプロだと思うのできっと的中させているはずです。

正月の散財を取り戻せ!

2021年も「中山金杯」は必ずあるでしょう。年末年始というのは、日本人にとってもっとも散財してしまう時期です。数万、いや10万円以上を暴走して使ってしまう方だって多いはずです。

だからこそ、「中山金杯」。このレースでしっかりと儲けるだけも儲けて、楽しい年明けをスタートさせましょう!